醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕なんで寿司食べたいってわかったの?

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  • もう山門は
  • 開けてある
  • 山頭火

酒はもとより、煙草の粉までなくなつた、端書も買へない、むろん、お香香ばかりで食べてゐる、といつて不平をいふのぢやない、逢茶喫茶、逢酒喫酒の境涯だから――しかし飲まないより飲んだ方がうれしい、吸はないより吸ふた方がうれしい、何となくさみしいとは思ふのである。

種田山頭火 行乞記 (三)

皐月十三日、晴れ。

天袋と押し入れにため込んでいる、電子機器の箱と文房具の整理をしたいな。それが終わったら、枯山水のボードゲームを買うのだ。

枯山水 新装版

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8時に起きる。風呂で『読みたいことを、書けばいい。』を読む。Kindleのデータ容量が満杯になったので、この3ヶ月間のうちに読んでいない本のデータを自動的に消去させる。6.23Gを埋め尽くすのに7ヶ月、ダウンロードした本は1,000冊ちょっと。すごいな、いつも1,000冊持ち歩ける時代なのか!

入浴時間は38分57秒だった(データの消去に手間どって長く本を読めなかった)。

この前食べた豊龍(フェンロン)のエビ入りワンタン麺が忘れられなくて、紅虎餃子房でも同じエビ入りワンタン麺を頼む。紅虎のほうは残念なエビだった(屋台の残念なたこ焼きに入ってるタコのような)。

島森書店で、今日もまた黒の細いペンを買う。

御成のスターバックスへ。珍しくブラックアイスティーのグランデにする。日記を書く。

東急で買い物。実家を出た15歳のときに、母が買ってくれた琉球ガラスのランプの電球。初めてLEDにしてみる。酸素系漂白剤を買いたいのだけれど、近所のドラッグストアにも東急にも見かけなくなってしまった。その代わり、塩素系漂白剤が大量にワゴンセールで売られている。酸素系漂白剤が環境に良い上、変な臭いもしないし安全だし、さらには洗濯槽のカビが信じられないくらいよく取れることが広まって、塩素系漂白剤が売れなくなってしまったのだろうか? わざと酸素系漂白剤を入荷しないようにしているのだろうか? と陰謀を感じてみる。

家に戻って頼まれていた原稿の仕上げ作業。子宮メソッドのDVDが届いていたのでメモを取りながら第一部を見る。アメブロを書く。

ふたたび原稿の仕上げの続き。ちょいと草臥れたので早めに切り上げることにする。写真を撮りながらヒグラシ文庫へ。今日は聖子さん。菊水冷酒三合、マグロ中落ち、ゴーヤと豚バラの炊いたん、手羽中チキンカレーとナン。やたら炭水化物を摂取したい気持ち。帰りがけにも寿司を買ってしまった(ウニの話題で盛り上がったので、つい)。帰るとちょっと体調の良くなったらしいジロウが「なんで寿司食べたいってわかったの?」と不思議そうな顔をしていた。日本酒でつまんで、22時31分に寝落ち。