〔日記〕自分と誕生日のデートに出掛ける
- 聴くでもない
- おとなりのラヂオ
- 泣いてゐる
- 山頭火
酒が好きなために仏門に入るやうになり、貧乏になつたために酒毒から免かれてゐる、世の中の事は変なものであるわい(酒のために自己共に苦しみ悩んだ事はいふまでもないが)。
種田山頭火 行乞記 (三)
2年前の今日はタクシーで沖縄県立図書館へ向かう。打ち合わせ。またタクシーで旭橋へ。建設中の図書館が入る巨大なビルを眺める。
— 海明(ミア) (@mianohara) July 18, 2019
〔日記〕県立図書館の骨組み - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌https://t.co/yvYT5mGvUo pic.twitter.com/irseZXxfDC
2年前の今日の日記。義母さんは、誕生日に子どもたちと会わせるというスペシャルサプライズを残して逝った。子どもたちと歳の近いおれは、後妻というより隠し子の兄弟みたいだ。
— 海明(ミア) (@mianohara) July 18, 2019
〔日記〕スペシャルサプライズを残して - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌https://t.co/fKEdmyXFku pic.twitter.com/QvIOrrXsk8
水無月十六日、晴れのち曇り。夏らしい暑さ。
今日は誕生日。35才になった。
ジロウはお施餓鬼に行くというので、自分と誕生日のデートに出掛けることにする。真っ赤なワンピースをおろす。
6時26分に起きる。睡眠効率87%。消化が悪かったようだ。
ある町の、お酒を出さない酒場を訪ねる夢を見る。死んだ母と二人でその町に来ている。アルコールを置かない酒場の女将は、母と娘の二人だ。鎌倉の「いさむ」のようなコンビネーションである。
黒い柱と、高いカウンター。店は17時閉店であるそうだ。案内してくれたSさんは、「いいだろ、あと15分あるんだから」と横柄な態度だ(嫌われるタイプの常連さんだ)。Sさんは刺身の入った茶漬けを頼んだ。
名物を聞くと、蛸を生きたまま鍋に入れて饗すものだと言う。蛸の足は100本くらいあり、とても細い。鍋に日が通り始めると、あまりの熱さに一緒に入っている豆腐を蛸が吸い込む。煮上がった黒っぽい蛸は、表面がパリパリとし、中にジューシーな出汁のしみた豆腐が詰まっていて大変美味である。
蛸を食みながら町を散策する。戻ると、店の看板が見つからない。化かされていたのだろうか。何度も行ったり来たりしてようやく見つける。18時を回っていた。閉店時間のために、看板を降ろしていたらしい。女将さんたちは、ちゃんと待っていてくれた。
風呂でThe Rock Girl ®『パワーストーンでヒーラーになる方法 石が教える魂のメッセージ』を読む。入浴時間は1時間8分51秒だった。
The Rock Girl ®『パワーストーンでヒーラーになる方法 石が教える魂のメッセージ』を読む。過去生で持っていた才能のエネルギーを現世に持ち込むことができる。一度もピアノを弾いたことのない54歳の女性は、ヒーリングを受けた後にピアノの先生となった。https://t.co/DDxB2aSIbj pic.twitter.com/ftT4ycXxaf
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noteに写真をUPする。
その花は祈りをのせて咲く。|海明(ミア) @mianohara|note(ノート) https://t.co/Ok0Cl8zmer
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日記を書く。
浅い眠りの中で、手触りの濃い夢をたくさん見る。死んだ母が鎌倉に遊びに来ていた。最近はあの世でギターを習っているらしい。「簡単なコードをおさえてストロークできるようになった」と自慢される。
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〔日記〕あの世でギターを習っているらしい https://t.co/BdGxuTnII7 pic.twitter.com/KOQ52xql2N
昼はタパス&タパスでチーズのたっぷりのったトマトソースのチキンパスタ、サラダセット。『ジョコビッチの生まれ変わる食事』に影響されて、グルテンフリー、乳製品フリーの食生活をもしかすると始めるかもしれないと思って。そしたらこれが食べ納めだ。麺もチーズも好物だから、踏み出さないかもしれないけど。
- 作者: ノバク・ジョコビッチ,タカ大丸
- 出版社/メーカー: 扶桑社
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江ノ電に乗って新江ノ島水族館を目指す。
やたらと魚が寄って来るのだが、今日が誕生日を祝ってくれているのだろうか?
『海獣の子供』のワンシーンのようだった。
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イルカショーの前に「ハッピーバースデー」が掛かっていて、ちょっとうるっとくる。ありがとう、世界。
アシカが目の前を通って行った。
ペンギンがやけに近い。
アザラシはサービス精神が旺盛である。
記念にガチャガチャでクラゲのキーホルダーを買う。白か青が良かったのだが、ピンクのエチゼンクラゲだった……うーむ。
帰りの江ノ電の車内放送で「多摩モノレール」と言っていたのを、「賜物れーる……」とぼんやり聞いている。
鎌倉駅に戻って紀伊国屋をチェック。グルテンフリーのパスタが置いてあることを確認する(確認しただけで、今日は買わない)。
いったん帰宅して身軽になり、とのやまでジロウと待ち合わせ。越の誉、椎茸、青柳の刺身、ハツ。筍へ移動して立山。AZUMIさんのライブへ行くというジロウと踏切で解散して釈迦へ。「35才なんて、まだまだ若いんじゃい!」と姐さん方に言われる。
明日は早いので、帰宅して21時46分に寝る。