醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕類語国語辞典を最初から書き写し始める

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  • 別れてから
  • もう九日の
  • 月が出てゐる
  • 山頭火

酒を飲まなくなつたことは事実だ、正確にいへば、飲めなくなつたのだ、経済的でなく、肉体的乃至精神的なもののために、――よし、よし、これからは酒を飲む代りに本を読まう、アルコールよりカルモチンといふほどの意味で。

種田山頭火 行乞記 (三)

文月十日、晴れ。

依頼を受けてする仕事はてっとり早くお金になる。自分で生み出す仕事は、すぐにはお金にならない。依頼の仕事しかしなければ、結局は独自性がなくなって果てる。自分でつくりあげた仕事は、当たるかどうかはわからないけど、長く自分を支えてくれる。

6時45分に起きる。睡眠効率71%。家呑みで呑み過ぎだったかもしれない。風呂で本を読む。読んだ本は下記の通り。入浴時間は49分11秒だった。

日記を書く。

ブログを書く。

昼は静雨庵の温かいつけ麺、ネギトッピング。仕事の打合せの電話を一本。

帰宅して原稿の手直しと再送。小説をちょっと書く。もうすぐ〆切の原稿を2時間ほど進める。

わりと調子がいい。休憩を入れるために、アウトプットじゃなくてインプットをしてみる。南方熊楠の真似をして、類語国語辞典を最初から書き写し始める。こんな感じ。

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「天壌無窮」と「乾坤一擲」は使ったことがないなぁ。いつか使う日は来るのだろうか……。

類語国語辞典

類語国語辞典

15時20分から再び原稿の続き。18時45分まで、約3時間。まだまだいけそうだったが、今日はヒグラシ文庫のメンズデーだ。19時をまわってしまうと、美味しいものが売り切れてしまいそうなので、切り上げることにする。

ヒグラシ文庫へ。菊水冷酒2合、牛タタキ、イカ納豆。クジラ刺も狙っていたのだが売り切れ。牛タタキは最後の一皿だった。

釈迦へ移動。きょうはミユちゃん。日本酒一合、よく漬け込んだ豚肉を焼いたの。一瞬ジロウと合流して再び解散。なんだか汁をかけた飯を食いたい気分になり、コンビニでカップヌードルの飯バージョンのを買う。帰宅して22時46分に寝る。