醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕地獄の釜の蓋が開くと豪雨になる

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  • 夏草ふかく
  • 自動車
  • 乗り捨てゝある夕陽
  • 山頭火

其中庵は建つ、――だが――私はやつぱり苦しい、苦しい、こんなに苦しんでも其中庵を建てたいのか、建てなければならないのか。――

種田山頭火 行乞記 (三)

文月十三日、晴れ時々豪雨。

そろそろ休みを入れよう。
そうしないと、自分がいじけてしまう。

休みとは?
それは、好きな文章を好きなだけ読んで書くことだ(つまり、仕事とたいして変わらない)。

6時30分に起きる。睡眠効率55%。呑み過ぎだったようだ。今日はジロウの誕生日。ごじゅーななちゃい、になったようだ。

風呂で本を読む。読んだ本は下記の通り。入浴時間は56分4秒だった。

新しい原稿の依頼を頂戴する。好きな分野でうれしい。はっ、でもまた、休みが遠ざかっていく……。

昼はBaan Hua Donへ。センヤイ・トムヤムクン。ジロウは鶏のガパオとグリーンカレーのセット。満席で盛況だった。

駅前で解散して帰路に着く。途中、御成通りのあたりから雨。パラパラと気持ち良く降っていたかと思ったら、突然数メートル先が霞むくらいの豪雨になった。あまり傘の意味なし、おろしたばかりのアラジンパンツはずぶ濡れ。

そういえば、去年の8月13日もこんな突然の豪雨だった。お盆の入りか。地獄の釜の蓋が開くと、豪雨になるのかもしれない。

帰宅してすぐ、雨は止んだ。日記を書く。

今日はブログと小説はお休み。明日は〆切なので、依頼されている原稿を14時52分から17時59分まで3時間ぶっつづけで書き上げる。どうにかかたちになった。後は、一日置いて校正して出来上がり。

途中、煎餅を囓ったらエネルギー切れにはならなかった。もう少し書き進められそうだったが、ジロウがとのやまへ行くというので、早めに切り上げて合流することにした。

越の誉1合半、塩レバー、ツクネたれ、トリ、ニンニク焼き、梅水晶。お通しは枝豆。釈迦に移動。はじちゃんがジロウに誕生日祝いで一杯奢ってくれる。日本酒、ポキ(青唐辛子をつけてもらった)、ワタリガニ、ハンバーグ。

帰宅して22時1分に寝る。