〔日記〕まあ、料理というほどのものではない
- 風のトマト畑の
- あいびきで
- 山頭火
山が青く風が涼しい、落ちつけ、落ちつけ、落ちつきませう。
種田山頭火 行乞記 (三)
去年の今日の日記。
— 海明(ミア) (@mianohara) August 29, 2019
横須賀の法務局で手続きをし、合同庁舎の食堂で海を見ながらカツカレーをいただく。
A定食とB定食は早くも売り切れ。
「水曜、社食のBランチ♪」と、つい歌ってしまう。
〔日記〕水曜、社食のBランチ♪ - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌https://t.co/K5jDXSeGD2 pic.twitter.com/YvIWVJH1PQ
文月廿九日、曇りのち晴れ。
清々しく、独り掃除をする。ずっと気になっていた寝室の棚の上の埃を落とす。すっきりとした。
起きたのは6時53分。睡眠効率97%。たいへんよく寝た。風呂で司馬遼太郎『燃えよ剣』を読む。入浴時間は42分28秒だった。
司馬遼太郎『燃えよ剣』を読む。鳥羽伏見の戦いの後、土方歳三が新任歩兵頭の松平太郎から借りた書物は和綴じ木版刷りの『歩兵心得』。オランダ陸軍の書物を翻訳した洋式戦闘の心得だ。土方はこんなに面白いと思う本をこれまでに読んだことがなかった。https://t.co/1K4aJTZfiL pic.twitter.com/AxTwrdaHrZ
— 海明(ミア) (@mianohara) August 29, 2019
午前中からスーパーに買い物に出かける。ミニトマトとバジル、魚肉ソーセージと炭酸水。久し振りに料理をする。フレッシュミニトマトのスパゲッティ。まあ、料理というほどのものではない。
去年の今頃は、「出費を抑えなきゃ」という気持ちもあって、昼はいつも家でつくって食べていた。なんで全然やらなくなってしまったのだろう……そうか、飯を作り始めるときにいちいちジロウに「食べる?」と聞き、「食べる」といったら二人前の汁物をつくって、書斎のちゃぶ台で二人で並んで食べる。「食べない」という事もあるけれど、炊飯器のスイッチをいれる時間にはまだジロウは寝ているので、いつも多めに炊いている。食材も多めに買ってある(私とジロウと、納豆の好みが違うので納豆のパックは山盛りになる)。そして、大抵無駄にしてしまう。
嫌になってきて、汁物はインスタントで済ますようになってしまった。そのうち米を炊くのさえ嫌になった。そもそも、人と食事をするのが嫌なのかもしれない。食べることよりも本を読むことのほうが好きだから、家で食べるときは、食事は本の「肴」にしたい(独りで外食するときは、本を広げながら食べるというのは作った人に失礼な気がして、イヤホンでYouTubeなどを聴いている)。実家でも家族と食事をすることはほぼなかった。
山盛りのパスタで少しだけ残っていた赤ワインをちびちびやりつつ、資料の続きを読む。グラス二杯のワインでは酔わないのでちょうどいい感じ。
日記を書く。
原稿の続きを書きたいが、まだ資料の読み込みが浅い。腰を据えて読み込むことにする。パラパラと斜め読みをしてもいいのだけれど、この資料(長編小説)はとても面白い。こんな天気だし、ちびちびやりながら楽しんで読むことにする。
— 海明(ミア) (@mianohara) August 29, 2019
〔日記〕腰を据えて読み込むことにする https://t.co/cULRcj0fKO pic.twitter.com/NjMP9YR7s8
13時36分から依頼されている原稿の続き。資料を読み終え、山場を書き上げる。再び新しい資料を読みながらメモをつくっていく。19時5分まで。今日は5時間半ぶっ続けだった。
今日はここまでにしてヒグラシ文庫へ。今日はさおりさん。菊水冷酒2合、マグロ中落ち、砂肝、ところてん。オトナの恋の話で盛り上がる。
釈迦へ移動。話が盛り上がってつい日本酒2合、カツレツ、ピーマンの肉詰め。カツレツにはチーズが入っていてとても美味だった。帰宅して22時45分に寝る。