醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕市川春子『宝石の国』の待望の10巻が出ていた

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  • 待つともなく
  • 三日月の窓
  • あけてをく
  • 山頭火

この窓は心の窓だ、私自身の窓だ。

種田山頭火 行乞記 (三)

葉月七日、晴れときどき曇り。

学生時代、料理家の高山なおみさんの日記『日々ごはん』の暮らしに憧れていた。あたりまえにパートナーのいる生活。

時は流れ、今、高山さんと夫のスイセイさんは、別々の地で暮らしている。

日々ごはん〈1〉

日々ごはん〈1〉

帰ってきた 日々ごはん〈5〉

帰ってきた 日々ごはん〈5〉

7時35分に起きる。睡眠効率100%。とてもよく寝たらしい。風呂で本を読む。以下、読んだ本。入浴時間は57分31秒だった。

ようやっと一週間遅れの生理がやってきた。大変辛い。座っているだけで息が荒くなるほど辛い。

昼は静雨庵でネギラーメン。3人掛けの小さいカウンター席の真ん中。右隣のおねえさんの注文は「コーンラーメンの大盛り」。左隣のおねえさんの注文の注文は「ネギラーメンのAセット」(Aセットとは、普通盛りのラーメンに唐揚げ弁当がついたボリューム満点のセット)。どちらもほっそりとした美しいおねえさんだった。挟まれた私は、おとなしくネギラーメン。

たらば書房に寄ったが、『帰ってきた 日々ごはん』の5巻は売り切れてしまっていた。島森書店で無事購入。A5サイズのノート、すぐ使い切ってしまうので、もう少し厚いのを探す。見つけたのは、同じライフ株式会社のノートだけど、いつものの3倍の厚さ。……これだとちょっと重すぎるなぁ。迷った末、買わずに辞める。

帰宅して日記を書く。

アメブロを書く。

記事の下に表示される「この記事を書いた人」の部分のCSSを、納得いくまでちまちまと直す。

本当は依頼されている原稿の直しをやらなくちゃいけないのだけれど、体が辛すぎてやる気が出ない。17時52分に切り上げて買い物によろよろと出かける。

東急でチキンカツのおろしソースがけを買った。それと、日本酒は七賢、スルメ、炭酸水。枝豆を解凍して晩酌。市川春子『宝石の国』の待望の10巻が出ていたのだ。

7巻から読み返し、じっくり満喫する。そうだ、長かった髪をばっさり切りたくなったのは、『宝石の国』の影響もあるに違いない。おれの今の髪色は、なんの鉱物だろう。シトリンかなぁ。

ジロウがおとなしく帰宅。0時37分に寝る。