〔日記〕溜めてしまったタスクを他のページにごそっと写す
- 秋晴れの音たてゝ
- ローラーがくる
- 山頭火
起きたい時に起き、寝たい時に寝る、食べたくなれば食べ、飲みたくなれば飲む(在る時には――である)。
種田山頭火 行乞記 (三)
去年の今日の日記。UNIQLOでスカートを見て回る。流行っている「ミモレ丈」という、ふくらはぎの真ん中まで隠れるスカートは、背の低い私が着ようとするとマキシ丈になってしまう。
— 海明(ミア) 小説家/パワーストーンヒーラー (@mianohara) September 13, 2019
〔日記〕ミモレ丈がマキシ丈になってしまう - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌https://t.co/texpEk9wud pic.twitter.com/NKtK4O2Wy5
葉月十五日、曇り。ずいぶん涼しくなった。
これは夢の中の話。小川コータ&とまそんのライブに、ギタリストとして出演することになる。オープンリハーサル(というものが夢の中の世界にはあるらしい。一日会場を貸し切って、ファンに公開しながらリハをするのだ。ほぼライブである)で、初音合わせ。……が、チューニングすらうまくできずに共演するゲストに呆れられる。
冷や汗をかきながら、「ちょっと厠へ……」と会場を抜け出す。ホールの外はレストラン街だ。人混みの中を歩きながら、なんとなくこれは夢だとわかっているのに、体が重くて重くてちっとも動かない。ホールに戻らなくちゃいけないのに、どうしても戻れない。
目が覚める。軽い二日酔いだ。昨日、調子に乗って呑み過ぎたようだ。気温も急に下がり、きっと多くの人は「涼しくなった」って喜ぶのだろうけれど、私の身体は夢の中と同じように全然動かない。しょうがないので布団でごろごろしながら『大奥』を読む。
よしながふみ『大奥』を読む。井伊直弼の急死を受け急きょ幕政を引き継いだ安藤対馬守信正は和宮と家茂との婚儀を急がせる。失われた幕府の威信を取り戻すには、婚儀による公武一和にすがるほかなかった。しかし、女将軍家茂のもとに輿入れした和宮は、偽物でしかも女だった。https://t.co/1bUru0FSqW pic.twitter.com/eHQFUldUGK
— 海明(ミア) 小説家/パワーストーンヒーラー (@mianohara) September 13, 2019
ジロウが「お腹空いた」と言ってソーメンをつくってくれる。弱った胃にソーメンくらいなら流し込んでもよいかなと思ったら、茄子とししとうとお揚げの具だくさんだった。半分ほど食べられず残す。
「昨日、あんまり食べなかったから二日酔いなんじゃないの? だからお腹が空いたんでしょう」とジロウが言う。いや、腹が減ったのは私でなく、君だから。
昼過ぎにようやく動き出して風呂に入る。風呂で読んだ本は下記の通り。
穴口恵子『0.1秒で答えがわかる!「直感」のレッスン あなたの人生に幸運をもたらす100のルール』を読む。「直感」だと思い込んでいても、「クセ」や「欲」から選択していることはとても多い。何かを選択したときは、直感の声か、そうではないのか、立ち止まって考える。https://t.co/nCLCYLXiqu pic.twitter.com/E4x8Wo7gOq
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八木龍平『成功する人が磨き上げている超直感力 』を読む。自分に向けられた呪いの矢印は、すぐさまひっくり返してお返しする(口に出して言わなくてもいい)。「あなたのためを思って」と言われたら、この人は「この人自身のため」を思って言っているのだなーと思えばいい。https://t.co/2b8AHnrA5H pic.twitter.com/nBJ4tUalGV
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バレットジャーナルのデイリーログに、その日のタスクが大量に溜まりすぎている。毎日3ページ分、こなしきれず書き写すくらいに。これは破綻しているのだ。見直そう、と思って『仕事に追われない仕事術』を読み返す。
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以前、紹介記事も書いていた(前編だけ書いて、後編は息切れして書けなかったようだ)。
溜めてしまったタスクを、一度他のページにごそっと書き写す。今日やることとしてリストするのは、「絶対にこれだけならやれる」というものに限定する。
ルーティンワークを午前中に入れていたけれど、これも見直すことにする。毎日やることは午後に入れて、その日に一番やりたいことを午前中にもってきた。
「たすくま」の項目も合わせて見直す。ざっくりと入力していた朝の身だしなみ項目を細かく分け、「えーと、次は何するんだっけ」と考えなくてもいいようにしておく。
朝の身だしなみから洗濯、掃除まで入れると、2時間は必要なことがわかった(うち1時間は風呂で本を読んでいるのだけど)。どうりで毎日、すぐに午後になってしまうわけだ。
ルーティンワーク以外に入れられる仕事は、午前中の45分、午後の45分、夕方の30分に限定されることもわかった。ここにいくつもタスクを詰め込もうとしていたのだから、うまく回らないのは当たり前だったのだ。やることをグッと減らし、明日のタスクは3つに絞る。
15時半頃、腹が減って気が立って来たのでラスカルへ行く。この時間だと空いていていい。塩豚のフォーを食べたかったのだが、売り切れとのこと。鶏肉のフォー、煮卵とコリアンダー(これでちょうど1,000円)。
帰宅してさらに1時間ほどタスクの調整をする。これで今日は時間切れ。
プリミ恥部こと白井剛史さんの『あいのことば』がたらば書房でも買えるらしい。いそいそと買いにでかける。夜の御成通りを久し振りに歩く。お、イケメンのビジネスマンとすれ違ったぞ、と思ったらM君だった。
『あいのことば』はメインの平台に平積みになっていた。残り2冊だった。思っていたよりコンパクトで、手にしっくり馴染む。まさに持ち運べる「愛」という感じ。
ヒグラシ文庫へ。今日はまゆちゃん。菊水冷酒2合、カツオのニンニク漬け、水茄子。水餃子をF夫妻からお裾分けしてもらった。Nちゃんがタピオカの話で熱く盛り上がっている。
釈迦へ移動。手元はみゆちゃん。日本酒1合、ブリの卵漬け。
曇っていたけれど帰宅途中に十五夜の月が見えた。家に着いてから、パワーストーンを並べて月光浴させる。22時16分に寝る。