醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕念願の『天気の子』を観るのだ!

f:id:mia-nohara:20190914170057j:plain

  • 月のひかりの
  • 水を捨てる
  • 山頭火

憂欝な日は飯の出来まで半熟で、ます/\憂欝になる、半熟の飯をかみしめてゐると涙がぽろ/\こぼれさうだ。

種田山頭火 行乞記 (三)

葉月十七日、晴れのち雨。

ようやく、依頼されていた原稿の作業が一段落した。
私は出涸らしのようになっている。
この2ヶ月半、ひたすら全力投球で書き続けてきたのだから。
そしてその間には、パワーストーンヒーリングのディープな講習があった。

そろそろ自分を労ろう。

8時14分に起きる。睡眠効率83%。睡眠時間は10時間35分。このところ、何時間寝ても眠くて眠くてたまらない。

風呂で本を読む。読んだ本は下記の通り。入浴時間は46分43秒だった。

ムーンプランナーの教えに習って、「この半年でできてよかったこと」をリストに書き出してみる。ノート3ページ分になった。濃密な半年間だったんだなぁ。

早めに家を出てジャックと豆の木へ。書画展で売っているコラボTシャツが欲しかったのだけど、売り切れちゃったみたいだ。

電車で辻堂へ向かう。今日は念願の『天気の子』を観るのだ!

まずはテラスモール湘南のフードコートで腹ごしらえ。激混みで、どうにかカウンター席をゲット。里のうどんの柚子とりなんばうどん。食べ終わったら、ちょうどよくIMAXの上映が始まる時間だった。

映画館に一人で行くのなんて何年振りだろう。浪人生の頃に行った高崎の映画祭が最初で最後だったろうか? 閉所恐怖症で、映画館は気をつけないと発狂しそうになる。乗り物恐怖症だって、激しい出張という荒治療で治したのだから、閉所恐怖症も映画館に足繁く通ううちに治るかもしれない。

大ヒット記念の「フィルムしおり」をいただいた!

後ろのほうの、通路側の端っこの席を確保。いざ!

感想はいずれじっくり書くとして……とりあえずワタクシは、「ムー」のTシャツが欲しくなりました。しまむらに行けば売っているだろうか。

見覚えがある街並みが登場していて心躍る。ストリートビューなどを駆使してロケ地を徹底的にまとめた方のブログを発見した。よくぞここまで……!

kamode.exblog.jp

そして「気象神社」は、実在する神社なのですね。

途中、何度か目から汁が……そして鳥肌が……よき映画でございました。涙目のまま、売店でパンフレットを2冊購入(最近2冊目が刊行されたんだそうな)。売店のお兄さんは少年漫画に出て来そうな吊り目のイケメンでした。

鎌倉に戻って来て東急による。「よくできました」スタンプを買おうかと思っていたけれど、ピンとくるものがない。あたりをつけていたウルトラ怪獣スタンプは、「よくできました」がバルタン星人だった(エレキングだったら買ったのになぁ。エレキングは「回覧」でした)。

帰宅して日記を書く。

サイキックリーディングの動画を見る。溜まっていたメールのチェック。一緒に呑みに行こうと言っていたジロウがそそくさと先に出掛けようとするので、ひきとめてダッシュで諸々の仕事を終える。

との山は休みだった。臨時休業? あさ月へ。今日は猫の客が来ていた。カツオ刺、アンコウの湯引き、日本酒を一杯半。

まだガッツリ食べたいというジロウとチャンプルーへ。最初カウンターはがら空きだったのに、途中からテーブルを含めて満席に。カリー春雨のロック(「カリー」は沖縄のことばで「乾杯」のこと)。ジロウは請福のロック。アボカド刺、ふーチャンプルー。

「こんな何にもしないダンナさんでいいの?」とジロウが言う。何にもしないのは別にいいのだ。私の邪魔をしないならそれで。

フライドチキンと鉄火巻きを買って帰宅。22時15分にぱったりと寝る。