醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕くっきりツートンカラーになった

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昭和七年九月廿日其中庵主となる、――この事実は大満洲国承認よりも私には重大事実である。

種田山頭火 行乞記 (三)

葉月廿二日、彼岸の入り。晴れ。

バレットジャーナルに秋のイラストのシールを貼ってみる。シールはなんだかいいなぁ、子どもの頃はもったいなくて、なかなか貼れなかったけれど、それだと本末転倒だったよなぁ。

7時頃起きたのだけれど、美容室でじっとしていた時間が睡眠時間としてアプリに記録されていた。11時14分に起きたことになっている。睡眠効率は78%。昨夜は呑みすぎ。リアルな夢をずっと見続けていた。

風呂でプリミ恥部こと白井剛史さんのアルバム『UFOPIA』をスピーカーでかけながら湯船で『あいのことば』の続きを読む。入浴時間は36分9秒だった。

福西くんの美容室「CURE」へ行く。今日は脱色はせず、長くなったところを刈り上げてもらう。黒い部分が伸びて、くっきりツートンカラーになった。

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図書館で借りている本の再貸出。昼は銀座篝の鶏白湯SOBA味玉トッピング。

東急でチャックのついた小さいポリ袋を買う。生薬入りの歯磨き粉と、トイレットペーパーも。東急のエスカレーターは、ゆっくりと動く。お年寄りばっかりだから。目の前の老婦人の丸めた背中を見ながら、肉体は年をとっても魂は老いることはないのだなぁ、と考えている。ご婦人はエスカレーターを降りたところでふいに思い出したように立ち止まる。その背中にそっと手を当てて、「危ないですよ」と声をかける。せかせか動いてみたってイライラするだけだ。ゆっくりと生きていたっていい。

帰宅して、日記を書く。

WiXでホームページの手直し。だんだん勝手がわかってきた。完成に近づく。

熱中して気づけば暮六ツ時(今の鎌倉は18時33分くらい)。切り上げてヒグラシ文庫へ。今日は瀬木さん。クジラ刺、鮭のムニエル。入れ替わり立ち替わりいろんな人がやってきてついつい菊水冷酒三合。あまり見かけない、隣りに立ったおねえさんは「統合」の話をしていた。ワンネスとか。そうそう、しょせんこの世は全部「自分」。それにしても、不思議な時代になったものだ。

久し振りにY姐がKさんと共にやってくる。「もともとそうだったみたいに、金髪がしっくりくるねえ!」と褒められる。そういえばサイキックな知人がこの金髪を見て「御利益がありそう」と言っていた。神仏?

帰宅して22時56分に寝る。Tちゃんと呑みに行っていたジロウが帰ってきて、ソファからバタッ!とすごい音を立てて落っこちて寝落ちしていた。