醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕服部緑地RAINBOWHILL 2019で「しょぼたま」ならぬ「ほぼたま」を堪能する

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  • 夜の奥から
  • 虫があつまつてくる
  • 山頭火

好晴、伐木の音がこゝろよくきこえる。

種田山頭火 其中日記 (一)

長月朔日、晴れ。雨の予報だったけれど好天の真夏日!

ライブラリー・ジャーナリスト、名乗ってみたもの「本当に私はやるのか?」と疑問に思っていたけれど、需要はあるみたいだ。仕事として自分にプレッシャーをかけながらやるのではなく、趣味の範囲で細々と続けていればいいのかもしれない。

5時44分に起きる。なんか起きてしまった。睡眠効率は57%、睡眠時間は5時間59分。

バレットジャーナルに神無月のマンスリーページをつくってホテルを出る。阿波座駅から中央線で本町駅へ、そこから御堂筋線に乗り換えて緑地公園駅へ。今日は「服部緑地RAINBOWHILL2019」へ行くのだ。

会場入り前に何か食べ物を買っておこうと思っていたが、お店に出会わずに会場前に着いてしまう。まだ時間があるので炎天下のベンチでしばしパソコン仕事。雨の予報だったが、気持ち良い晴天になった!

豪華出演者 ↓

nano食堂の鶏のフォーをいただく。

素晴らしくいいお天気!

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ステージは基本的に撮影NG。「みにまむす」はOKとのこと。

石川浩司+滝本晃司+知久寿焼という、「しょぼたま」ならぬ「ほぼたま」をステージかぶりつきで見てしまった……! 「学校に間に合わない」とか、「ロシヤのパン」とか、「星を食べる」とかを目の前で聴ける日がくるなんて! もういつ死んでも悔いはないわ! という気持ちになる(まだ死なないけど!)。

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そしてその様子を、ステージの上からこっそり撮影する「ふちがみとふなと」のふなとさん。

大トリのパスカルズは圧巻だった。ドラマ化された『凪のお暇』のテーマソングを生で聴く。次は横浜サムズアップに駆け付けます。

『凪のお暇』についてはこちら ↓

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芝生でごろ寝してよし、酒も食い物も持ち込みよし、気が向いたらステージの前で踊ってもよし。なんとも幸せなイベントだった。

直射日光に当たり続け、汗をかき続けて、全身から野獣のような、男子更衣室のような臭いがする。そんなドロドロの出で立ちでたどり着いた千里中央の千里阪急ホテルは、結婚式場がメインの美しいホテルであった……。

恐縮しつつチェックイン。まずはシャワーだ! すっきりして呑みに繰り出す。日曜日は開いてるお店が少ないみたい。駅ビルをぐるぐる探索して、立ち飲みの「ちょっとよろう家」へ入る。

辛丹波、呉春。おでん(大根とちくわ天)、枝豆、串焼き5本おまかせ(バラ、つくね、カワ、砂肝、トリ)。日曜は21時で閉店なんだそうだ。その都度、注文を取りに来てくれて、伝票で最後にお会計をするシステム。真ん中の大テーブルは常連のじいさんたちでいっぱい。立ち飲みなのにボトルキープができるらしい。そして話題はすべてタイガースについてだった(さすが大阪)。

なんとなく食べ足りなくてコンビニでカップヌードルの欧風チーズカリー味と無糖の紅茶を買ってホテルへ戻る。22時15分にぱったり寝る。