醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕やることリストは忘れて見返さないくらいがちょうどいい

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  • みほとけのかげ
  • わたしのかげの
  • 夜をまもる
  • 山頭火

けさも早かつた、朝が待遠かつた、もう火鉢が恋ひしい。

種田山頭火 其中日記 (一)

長月寒露、曇りのち晴れ。風がとても強い。台風19号がじわじわと迫っている。

バンドに出ている夢を見る。キーボードで伴奏を弾いている。主旋律じゃないから、不協和音になってなきゃ、あとは適当に弾いてればいいだろうと油断していたら、ポジションが変わってメインで旋律を弾くことになってしまった。

「私、ピアノとか弾いたことないんですけど……」と言ってもとりあってくれない。

7時4分に起きる。睡眠効率93%、睡眠時間は9時間57分。

風呂で子宮委員長はる『女の幸せは“子宮”で決まる! 』を読む。入浴時間は47分18秒だった。

糸が切れて短冊が取れてしまった風鈴を直す。何故か我が家には大量の刺繍糸がある。なんで買ったのだろう。刺繍、してみようと思ったことがあったのだろうか(刺繍針も一本だけ残っている)。

「願う未来の姿を思い描いて、その自分に近づくためにやることをリストアップする」という作業をやろうかなと思ってノートを広げたけれど、思い直す。

そうやって目標を立ててタスクをコツコツこなすのじゃなくて、宇宙の流れに「ゆだねる」「信頼することを先にしてみよう。自分の体の欲求にしたがって、たった今この瞬間にやりたいと思ったことをやってみよう。「やることリスト」は、書いたら内容を忘れて見返さない、くらいがちょうどいいのかもしれない。

昼は冷凍の豚肉を自然解凍して、ニラ、タマネギ、キャベツと一緒に炒めてインスタントの醤油ラーメンにのっけたタンメン風(ジロウがいつもつくっているやつの真似)。

モヤシも入れようと思っていたのだが、さっとゆでてバサッと袋にいれたまま凍らせたら、全部くっついてしまって小分けにするのが大変であきらめる。先に小分けにすべきだったか……。

日記を書く。

塩をいる。これは高山なおみさんのやり方。買って来た自然塩をフライパンでからいりするとサラサラになって使いやすくなる。木じゃくしで混ぜていると、フライパンの上である瞬間突然「サラッ」と感触が変わるのが面白い。いったあとは紙の上にひろげてしばらく冷ます。

新装 高山なおみの料理

新装 高山なおみの料理

家でお昼をつくると、何処にも出掛けないうちに日が暮れてしまう。それもなんだか運動不足になりそうなので散歩に出掛ける。図書館で予約していた本を受け取る。

「粗食」のきほん~ごはんと味噌汁だけ、あればいい~

「粗食」のきほん~ごはんと味噌汁だけ、あればいい~

粗食生活のすすめ (小学館101新書)

粗食生活のすすめ (小学館101新書)

プチ粗食のすすめ

プチ粗食のすすめ

それと、ちょうど返却台に乗っていた高山なおみさんの日記『帰ってきた日々ごはん』も借りる。

チーズとポテチを買って帰宅。

帰ってきた 日々ごはん〈2〉

帰ってきた 日々ごはん〈2〉

アメブロを書く。なんだか重い内容になった。

18時13分に切り上げる。夕飯はひじきのペペロンチーノ。昨日と同じ。同じ物を続けて何日も食べたい癖がある。昨日は物足りない量だったので、今日は大盛りにする。残っていた赤ワインのボトル半分を空ける。お腹いっぱいで、買って来たチーズとポテチは食べなかった。

安田弘之『ちひろ』を読んで拍手喝采する。

22時15分に寝る。