醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕辛いだけで香りのしない変なもの

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  • 酔ひざめの
  • つめたい星が
  • ながれた
  • 山頭火

□酒好きが酒そのものに執することに罪はない、笑つて許せる、しかし酒をのむ方法手段が卑しくなるのは彼といふ人間の堕落だ、断じて許せない。――(感ずるところありて)――

種田山頭火 其中日記 (七)

霜月七日、ものすごい雨、ときどき曇り。

星占い、じっくり勉強してみたいなぁ。

8時14分に起きる。ジロウがジャスミンライスを炊いてグリーンカレーをつくってくれたが、グリーンカレーが古すぎたのか、辛いだけで香りのしない変なものになった。おまけに、タマネギの皮まで入っている。なんとなく悲しい気持ちで、煎餅を食む。

気を取り直して、依頼されている原稿にがっつり取りかかる。13時2分から19時17分まで、みっちり6時間強、休みなしでぶっつづけで。

いつまでもできそうな感じだったが、雨もやんだことだし、気を取り直して筍へ。土佐鶴常温二合、ソウダガツオの漬け、レンコンと牛肉のしぐれ煮、鶏と白菜バターポン酢焼き。

とのやまへ移動。越の誉一合、つくね塩、エシャロット、ハツ。

帰宅して0時1分に寝る。