醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕今日は過去生ヒーリングの実践

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近来、食慾が減退して閉口してゐるが、今日の昼飯はうまかつた、一昨夜、駅前で食べたライスカレーのやうに、――といつて御馳走があつたのぢやない、あたゝかい白飯に玉葱の味噌汁、たゞそれだけ。

種田山頭火 其中日記 (七)

霜月十八日、晴れのち曇り。

戦場へ向かうかのように険しい顔で、ものすごいスピードのエスカレーターで運ばれていくスーツの人たち。その波にスピードを合わせて新橋駅を移動する。

6時30分に起きた。睡眠効率94%、睡眠時間は7時間13分。

風呂ですみれ『かみさまは小学5年生』を読む。

今日もパワーストーンヒーラー養成講座。追加で届いたローズクォーツ、受講生約70名分のなかに、4つだけ師のロックガールが愛用していた石が混ざっているという。

「私の石が当たったと、自分でわかる人は手をあげて」

とロックガールが言う。サッと何人か手を上げる。えー、なんでわかるんだろー、すごいなーと思ってたら、なんと私のところに来た石も、その特別な石の一つだった。

今日は過去生ヒーリングの実践。大地のエネルギーで過去生の傷を洗い流すセッションと、天のエネルギーで過去生の才能を呼び戻すセッション。パートナーに練習のセッションを施していたら、彼女が修道女の格好をしているイメージが浮かんできた。私自身はセッションを受けている間、幕末の江戸にいる夢を見ていた。雨の降る夜の暗い路地。番傘を私(たぶん私は男性だった)に差し出した異国の人は、もしかして過去生のロックガールだろうか。

帰りの電車の中で日記を更新する。

借りた物件の様子を眺めてから、腹ぺこで筍へ。ドアから筍まで移動時間3秒。もはや社食を通り越して同じ家の台所みたい。土佐鶴二合、鱈子の粕漬け、豚バラ担々鍋、追いご飯。それでも腹ぺこがおさまらず、甘栗茶飯に味噌汁でしめる。

風呂を沸かして中井信之『女も男もあこがれる ハンサム美人な「しぐさ」』を読む。今夜の給湯器は機嫌がいい。

22時58分に寝る。夜中に地震で目が覚める。