醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕体調の悪いダンナを放置して出掛ける

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  • お正月の
  • あつい湯が
  • あふれます
  • 山頭火

自己の運命に忠実であれ、山頭火は山頭火らしく。

種田山頭火 其中日記 (八)

霜月七日、晴れ。

沖縄の海の夢を見た。おじいが、1回150円で海の神さまと戯れる泳ぎ方講座を開いている。この辺の人は、毎朝みんなで参加するのが日課みたい。子どもたちとお母さんたちが多い。

子どもたちは、波と一体になるかのように泳いでいく。とてもうまい。

私はよそ者なのに、「男女の性別を超えた踊り手」として伝統を引き継ぐ役に選ばれたようだ。草履のような、地下足袋のようなものを履いて海に入るのだが、これがなかなか難しい。

この町の劇場は、水族館のような巨大水槽である。役者はこの中を自由に泳ぎ回って演技をするのだ。だから、声をあてる役の声優もいる。息を継ぐタイミングを自然に入れるのがいい役者なのだ。

8時22分に起きる。睡眠効率73%、睡眠時間は9時間8分。

風呂でyuji『神さまと顧問契約を結ぶ方法 』を読む。入浴時間は1時間12分4秒だった。

ジロウはまだ体調が悪いらしい。元旦くらい家にいて一緒に過ごそうかと思ったが、どうにも咳き込む音が気になって集中できない。イライラしながら同じ空間で過ごすよりは、出掛けて行った方がお互いにとっていかもしれない……と思って仕事場へ出勤することにする。体調の悪いダンナを放置して出掛ける非道いヨメである。

銀座篝へ。しらす丼は早くもメニューから消えていた。禁漁中にあっても逆に不自然だから?

蛤と牡蠣 汐 Sobaと白いご飯。汐 Sobaはあっさりしているから、なんとなく食べ足りなくなりそうだと思って。澄んだスープがとても美味。味玉は合わないかも、と思って追加しなかったのだけど、ご飯を頼むのならトッピングをお願いしてもよかったかも(白いご飯に味玉をのせたい)。

汐 Sobaについてはこちら ↓

mia.hateblo.jp

仕事場にこもってアメブロを更新する。

日記も書く。

17時59分に切り上げてヒグラシ文庫へ。今日はまゆちゃんと聖子さん。ミルクティー色のもふもふの帽子は、なぜかおそろになってしまったらしい。そしてセーターは紅白だった。なんか豪華だ。

振る舞いの日本酒をいただいて、追加で菊水常温2合。ブロッコリー、数の子とひたし豆、小松菜としめじのおひたし。毎日美味しく数の子をいただいている……(魚卵好き)。

H氏のパワーストーン収集に対する熱い思いを聞く。意外なところにマニアがいたものだわ。

「なんか、あんこが食べたい。粒あん」
というジロウのリクエストにお応えしようとしたが、スーパーがどこもやっていない。コンビニで大福を買って帰る。

ジロウはちょっと元気になって、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』を鑑賞していた。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: Prime Video

途中から一緒に見る。主人公のお母さんが亡くなる回想シーンで、最近母親を亡くした我らふたりもめそめそともらい泣き。

22時30分に寝る。