醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕なんの魚かは教えてくれなかった

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  • 大海を
  • 汲みあげては
  • 洗ふ
  • 山頭火

晴、肥ノ岬(脇岬)へ、発動船、徒歩。……

種田山頭火 行乞記 (二)

睦月十四日、晴れのち雪。

うーん、気持ち悪い……調子にのって呑みすぎたようだ……。

6時1分に起きる。睡眠効率56%、睡眠時間は6時間44分。

朝から温泉に浸かりたかったが、気持ち悪くて断念する。路線バスで駅まで行こうと思っていたら、旅館の方が送迎車を出してくださった。ありがたい。

待ち合わせして、レンタカーで七尾市役所を目指す。まずは取材を一本。続いて能登島へ。こちらでも取材。

道の駅「なかじまロマン峠」でお昼。うどんが300円台。なんてリーズナブル。ワカメうどんをいただく。「中島菜のソフトクリーム」という、狂気に満ちたメニューがあった。

午後も引き続き取材。解散してホテルに戻り、やっぱり寒くてたまらず、温泉に直行。骨の芯まで冷える寒さ。温泉があってほんとよかった……。

胃が落ち着いてきたので、「旬菜旬魚 あぐら」へ。気軽に入れる料亭、といった雰囲気。石川地酒呑みくらべ3種、1,000円。上撰純米生原酒すっぽんぽん(ほのかな甘味で舌ざわり優しい)、極寒純米加賀鳶(刺身を邪魔しないすっきりとした感じ)、鶴乃里山廃純米菊姫(ちょっとクセがあって肉料理に合う感じ)。

お造りは、七尾港の地魚。フグのように薄造りにしてくれる。なんの魚かは教えてくれなかったが。

そして海鮮茶碗蒸し800円。せいぜいエビとイカが入っているくらいだろうと思っていたら、ぷりっぷりのウニにハモ、鱈が入っていた。エビやイカも入っているけど、それはもはや余分な感じ。そしてあんかけ。そういえば、なぜかここのところ、旅で茶碗蒸しばかりを食べている。

旬彩旬魚 あぐら
〒926-0175 石川県七尾市和倉町ワ部11-7
5,000円(平均)1,000円(ランチ平均)

温かい氷見うどんで〆て、おとなしく早めにホテルへ戻る。22時15分に寝る。