醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕気軽に泊まれるような人になろう

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  • うれしいたよりも
  • かなしいたよりも
  • 春の雪ふる
  • 山頭火

雪、しづかな雪であり、しずかな私だつた。
おとなしく新酒一本、それで沢山。

種田山頭火 其中日記 (五)

如月廿三日、晴れ。

ちょっとだけ元気が出て来たかもしれない。どうにか自分を奮い立たせる。

7時に起きる。睡眠効率100%、睡眠時間は9時間40分。

都内へ向かう。電車の中で、アカシックリーディングの瞑想をしている。

目白の蕎麦屋「吉祥庵」でランチミーティング。鴨南蛮をいただいた。

某ホテルへ取材。ラグジュアリー。1泊25万円くらいするスイートルーム、気軽に泊まれるような人になろうと思う。

元気がなかった割に、良い取材と打合せになった。そして、思っていたより原稿執筆開始まで間があることがわかってホッとする。

鎌倉へ戻ってヒグラシ文庫へ。今日は瀬木さん。菊水常温3合、ヒラマサ刺、湯豆腐(横須賀風で和辛子が塗ってある)、トマトと鶏のクミン煮込み、塩辛じゃがバター。

「きっと、飲食店に営業停止令が出たとしても、ヒグラシ文庫はヤミ営業するんだろうねぇ。お店の人が誰もいなくても、勝手にお客が店を開けている気がするよ……」

と、Nちゃんと語り合う。世界の終わりのヒグラシ文庫だ。

帰宅して22時45分に寝る。