美味しいものを食べたくなったら読む本
美味しいものを食べたくなったとき、こんな本を開いてみるのはいかがでしょう。
料理が苦手でも、これなら作れると思わせてくれる『おとなのねこまんま』。小腹を満たしてくれるだけでなく、酒の肴にもなる。ご当地料理をねこまんまとして再現した『もう一杯 おとなのねこまんま』も合わせてどうぞ。
人生にもやもやとした女性たちのもとにいつの間にか、『珈琲いかがでしょう』と移動販売車で現れる青山一(あおやま はじめ)。美味しいコーヒーを飲んだ後のように、女たちの人生をちょっとすっきりさせてまたどこかへ消える。読み進めるうちに、王子様みたいな青山くんの意外な過去が明らかになる。
意外な組み合わせのつまみを紹介するのは『バーの主人がこっそり教える味なつまみ』。銀座の有名なバーの店主による料理本だ。「買ってきた焼鯖棒ずしに生ハムを巻くだけ」という、包丁も火もなんにも使わない気軽さが素晴らしい。