未知の世界を旅したくなったら読む本5選!
未知の世界を旅したくなったら読む本をまとめました。未来と過去、架空と幻想。現実と離れた世界が描かれているのに、読み進めていくうちにいつのまにか、こちらがその世界の住人になっているような気がしてくるから不思議です。
【1】ハードSFの傑作!『星を継ぐもの』
ハードSFの傑作と呼ばれる『星を継ぐもの』。物語序盤は、未来の新しい科学技術の解説がまどろっこしく感じて読みづらいかもしれないけれど、そこを踏ん張ってもうちょっと読み進めると、とりこになること間違いなし。遠い世界の話だと思っていたら、最後には「これってひょっとして、現実のこと…………?」と思わせる手管がすばらしい。
【2】浮世絵師たちが身近に感じられる『百日紅』
『百日紅』は、北斎の娘・葛飾応為を主人公とした漫画。2015年にアニメ映画にもなった。分厚い上下巻だが、それぞれの話は一話読み切りで読みやすい。浮世絵師たちがとても身近な存在に思えてくる。
【3】ほのぼの青春ラブストーリーと思いきや……!『最終兵器彼女』
ごく普通な高校生の恋を描く……と思いきや、自分の彼女がいつのまにか、最終兵器として改造されていたことを知る漫画『最終兵器彼女』。どんくさくて可愛い彼女と、最終兵器という禍々しさのギャップに萌える。
【4】鉱石が美味しそうに見えてくる『鉱石倶楽部』
鉱物図鑑と思いきや、それぞれの鉱物につけられた名前は架空のもの。『鉱石倶楽部』で食べられる宝石として紹介されるそれぞれの石には、短い物語が添えられている。