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さあ、あとは簡単だ。 何軒かハシゴを重ねて、最後に私の部屋へ行けばいい。 高橋とそうしたみたいに。 誰かに触れたくて仕方なかった。誰かの肩にしがみつきたい。こんな私の体にも、需要があるのだと教えて欲しい。
ちょっとだけ寝てまた目を覚まし、『星を継ぐもの』を読み続ける。そのまま朝まで、読み切ってしまった。
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