恋をするならアルゼンチンタンゴ
ダンスをするならアルゼンチンタンゴ、と決めていた。アルゼンチンタンゴというものがどういうものなのかもよく知らないうちから。激しいのに物悲しい曲が好きだし、なんだかセクシー。それに、ひとりきりで踊るんじゃ淋しいもの。
さて、野原海明のにわかじたてアルゼンチンタンゴ教室。アルゼンチンタンゴは「抱擁」が基本の踊りです。背中に腕をまわし、手をとって。女性はハイヒールで踊ります。決まったふりつけがあるわけではなくて、その場その場の即興。動きは全て男性のリードによって決まるのですが、女性は男性の僅かな腕の動き、重心の変化などを読み取って動きます。これが、はじめはなかなか難しい。でもわかるようになってくるとすごく快感。
ハイヒールで、常に重心は片足でとる。バランス感覚と、腹筋やら背筋やら使います。女性は基本的に後ろ向きに歩き、身体をひねる動作が次の動きを生み出します。ひねる、ひねる、ひねる。かなりシェイプアップ。だから先生のウエスト、ほんとに美しい! ほれぼれ!
先生に、いちおしのダンサーを教えてもらいました。
舞台で見せる踊りは激しくて超人的な感じですが、現地の人たちが日常生活で楽しんでいる踊りはもっとマイルドみたいです。お年を召していても大丈夫、生涯で一番長く踊れるダンス、と言われているそうです。たとえば、こんなふうに。
アルゼンチンタンゴといえば・・・
忘れちゃいけない、『不倫と南米』。
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原マスミ氏の描く南米の挿絵がたまりません。デモンストレーションの舞台裏の絵が好き。
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街はずれの通称アルゼンチンビルに棲むアルゼンチンババアは、昔そこでアルゼンチンタンゴやスペイン語を教えていたらしい・・・
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映画では鈴木京香&役所広司のダンスシーンが印象的でした。