醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕北中城村、沖縄市、北谷町の図書館をめぐる

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腹を壊して苦しがりつつ、バスターミナルから北中城村を目指す。「あやかりの杜」にある図書館を見に行くのだ。あやかりの杜図書館は、「NPO法人あやのふぁ」が指定管理者として運営している。地元の子どもたちと一緒につくった特集コーナーが見事だった。村の起業支援の紹介とともに、店や事業の始め方の本を並べるなどの工夫も素晴らしい。城(ぐすく)にちなんで、日本の城、沖縄の城、世界の城コーナーがあるのも面白い。高台に位置し、閲覧席からの眺めが絶景である。東にも西にも海が見える。とても羨ましい。

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喫茶室 Cafe &BBQ Rainbow Terraceからの眺め。

「喫茶室 Cafe &BBQ Rainbow Terrace」は、図書館を含む複合施設の2階にある。名前の通り立派なテラスが魅力(室内席もある)。図書館カードを見せると割引になるらしい。

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あやかりの杜エントランスのシーサー。鼻息荒い感じ。

あやかりの杜-沖縄県北中城村の図書館機能を有する生涯学習施設-あやかりの杜-沖縄県北中城村の図書館機能を有する生涯学習施設-

タクシーで沖縄市へ移動。ステーキハウス四季で昼食。目の前でステーキや付け合わせを調理してくれる。

炎天下に炙られつつ、旧コザ市地区を歩いて新しい沖縄市立図書館を目指す。もともとは「コリンザ」という商業施設だったビルを市が買い取って、図書館とホールにしているそうだ。

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見学も終わり、まだ少し時間があるけれど、どうしよう……と思っていたら、ちょうどお休みだった呉屋姐さんが車を出してくれるという。甘えて、北谷町立図書館と、北谷町公文書館へ連れて行ってもらう。最後には空港まで送ってもらった。ありがたや。

晴、いよ/\天候もきまつたらしい、私の心もしつかりしてくれ、晩年の光を出せ!

[種田山頭火 行乞記 (三) 一九三二(昭和七)年]

空港の「そば処 琉風」で早めの夕飯。おすすめされた「空港食堂」もちらりとのぞいて見る。こちらはまた次の機会に。