〔日記〕盲目の女旅芸人
- 大空晴れわたり
- 死骸の沈黙
- 山頭火
なかなか早くは起きられない。とんでもなく長い時間眠っている。起きて、資料となる本をめくり始める。
- 作者: 関幸彦
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2015/08/01
- メディア: 単行本
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題材は少しずつ見え始めている。中世で、女性を呼ぶときの「○○御前」という名称は、盲目の女芸人「瞽女」に通じているのか。瞽女に関する本を集め始める。波(WAVE)に行ったが40分待ちとのこと、腹が減っていて待てず、HANABIへ行く。ちょうど座れて、すぐに食べて家に戻る。古本屋で注文した本が届いていた。
幻視する近代空間―迷信・病気・座敷牢、あるいは歴史の記憶 (復刊選書)
- 作者: 川村邦光
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 単行本
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溜まりに溜まったメールの処理。気がつけば3時間ぶっ通しでやっていた。重要書類のスキャン。何件かメールを送る。早くも力尽きる。cakesの「現代作家アーカイヴ~自身の創作活動を語る」が更新されていた。
それと、これはこれからお書きになる人に言いたいんだけれど、何か誰かのことを書こうと決めるでしょ。そうすると、その人が、もう死んでいる人ならその人の魂が、必ずここで会うべき人、ここで読むべき本、それを持って来てくれる。
cakes.mu
なるほど、そうか。書かなくてはいけないことは、自然に集まってくるのだろうな。
自分が見え坊だつたことに気付いて、また微苦笑する外なかつた、といふのは、私は先頃より頭部から顔面へかけて痒いものが出来て困つてゐる、それへテイリユウ膏を塗布するのだが、見えない部分よりも見える部分――自分からも他人からも――へ兎角たび/\塗布する。……
種田山頭火 行乞記 三八九日記
ヒグラシへ。今日はタケさんとえっちゃん。3月のライブに向けた新年会(の2次会?)だったらしく、奥様方で賑わっている。サンタクロースに似たポーランド人のおじさんと、片言の日本語で俳句について話す。常温(最近、銘柄が「渡る世間は酒ばかり」になった)、ホウボウの刺身、牡蠣、ハーブ鶏。酒を頼む時に「ワタルを」というのが流行りらしい。