〔日記〕長野県飯山市を散策して「飯山市文化交流館なちゅら」を眺める
- 青葉の雨の
- しんかんと鐘鳴る
- 山頭火
うまい酒、酔ふ酒であらねばならない、にがい酒、酔はない酒であつてはならない。
種田山頭火 行乞記 室積行乞
陰暦卯月十一日、月経四日目。
家の中で大量のオウムが死んでいる夢を見た。
それらがゴミ袋にとりまとめられて、畳の上に並んでいるのだ。
1時間くらいは眠ったのだろうか。
緊張してあんまり眠れなかったが、とりあえず5時には起きる。
久しぶりの旅の荷造りをして家を出る。
東京駅で新幹線に乗り換えて、信州を目指す。
信州の山は高く青く、美しい。
飯山駅へ到着。
登山客が多いらしい。駅には山岳用品をレンタルしてくれるテナントもある。
こんな、タイヤのがっしりした自転車も貸してくれる。
駅のカフェの誘惑。
信州の日本酒は旨いからなぁ。
約束の時間までまだ結構あるので、町を散策する。
立派なホールだけれど、ホールが使われていないときは人っ子一人いない感じ……。
館内サインが立体。細かいところまで非常に凝っている。
ぶらぶらと町を歩く。
飯山は寺の町だ。どこの寺院も、素朴で緑に包まれている。
なぜか、母の命日や法事の日には信州にいることが多い。
母がずっと憧れ続けて、結局死ぬまで棲むことのなかった長野。
母の魂とは故郷の群馬よりも、信州の空の下で逢える気がする。
お昼に公民館へ到着。
長野県図書館協会公共図書館長会議で登壇する。
長野市に向かう途中、まちとしょテラソ(小布施町立図書館)へ何度目かの見学に立ち寄る。
長野の公共建築物、ユニークなデザインのものが多い気がする。
山々と対比して余計に目立つのだろうか。
長野市街地に到着。打ち上げ。
馬刺しと信州の魚のお刺身を堪能。
海の魚よりも、淡水の魚のほうが、子どもの頃から食べ慣れているせいかしっくりとくる。大変美味でした。
二次会はカラオケ。深夜1時過ぎまで歌い倒す。