〔日記〕やっぱりタコは宇宙人なのかもしれない
夜は庵で、私の酒をちよんびり飲んだ(樹明君といつしよに)、おだやかな酒だつた、さみしい酒だつた。
種田山頭火 行乞記 北九州行乞
雷鳴、驟雨、梅雨らしい天候だつた。
陰暦卯月廿九日。
どうにか起きられた。
ゴミ捨てに行く。
家の前の街灯カバーが外れかかっていて、いつかドリフのようなことになるのではないかと、ドキドキ(いや、わくわくかも)しながら下を通る。
今日の海は沖縄のように青い。
今日はどの鞄にしようかと考えていたら、子どものころに気に入っていたダヤンのバッグを思い出した。
ダヤンは池田あきこさんが描く猫で、そのバッグは正確にはダヤンの影である黒猫の「チップ」だった。
まるでぬいぐるみのようだけれど、背中にチャックがあって、ほんの少しだけ荷物を入れられる。
嬉しくて、家族で箱根の彫刻の森美術館へ行くときに下げていった。
でも、ベンチで座って休憩していたら、隣にいた子どもに目玉であるところのボタンをむしられてしまったのだ。
クレインポートでお昼をいただく。
サムギョプサル。ジロウはビビンバ。
江ノ電に乗って江ノ島へ。
新江ノ島水族館の年間パスポートを持っているのだ。
今年は3回目のえのすいだ。
そして、いつも閉館間際の時間に駆け込むようにして見るのだ。
カツオノエボシには出会えず、残念。
蛸の目の前で手をグーパーしていたら、すっごく楽しそうにタコ踊りを披露してくれた。
やっぱり、タコは宇宙人なのかもしれない。
弁天橋を渡る。
まるで『宝石の国』で、月人がやってくるときみたいな空模様だった。
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思わず手を合わせる。
ビールを買って、防波堤で波しぶきを見ながら乾杯。
鎌倉に戻って「まちの」へ初めて行ってみる。
立花岳志さんのブログを見て、気になっていたのだ。
日本酒、刺身、堪能しました。
ヒグラシへ。冷酒と、鰻ざく。
中原さんの出版記念パーティーのポスターを見せてもらって大変盛り上がる。
帰宅して一瞬で寝落ち。