醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕海の生き物のように

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百足、蛇、蜂、蛞蝓、蝶、蚊、虻、蟻、そして人間!
胡瓜、胡瓜、胡瓜だつた、うますぎる、やすすぎる!

種田山頭火 行乞記 北九州行乞


陰暦皐月四日、ぐったり。

まったくぜんぜん動く気がしない。
食べかけのフラ印のポテトチップスをつまむ。

『謀りの姫』に興じる。
興じすぎて、すごくレベルが上がる。

外は梅雨の中休みみたいだ。
でも、布団から出られない。

腹が減って、焼きそばをつくる。
キャベツとシシトウを大量投下。

サッポロ一番 ソースやきそば 5食

サッポロ一番 ソースやきそば 5食

それでも腹減りがおさまらず、天ぷらそばを食べる。

日清 どん兵衛 天ぷらそば東 100g×12個

日清 どん兵衛 天ぷらそば東 100g×12個


夕方、風呂を沸かす。
まるで海の生き物が久方ぶりに水に浸かったかのように、じゃばじゃばとお湯を浴びて少し生き返った感じになる。

「これだけはやろう」と思っていた、note を更新して、ちょっとだけ小説を書く。

note.mu


出来合いのお寿司と酒を買ってくる。
寿司は、イクラ軍艦と、鰯のにぎり。
あと、小さいスルメ。

ぐいぐい呑みながら、『応天の門』を読み始める。

応天の門 1 (BUNCH COMICS)

応天の門 1 (BUNCH COMICS)

まだ元服したばかりの菅原道真が主人公。
ロマンスグレー(?)の在原業平とともに、都で起きる事件を解決していく。
妖かしを解決していくところは『陰陽師』と似ている。
でも、『応天の門』の場合は、妖かしに見せ掛けた人間の企みを、頭脳明晰な菅原道真が暴いていくのだ。

ぐいぐい呑んだら、ちょっと元気が出てきたような気がする。
敷いたままの布団に戻って眠る。