醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕久しぶりに「雲堂」のアプリで座禅をする

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  • 一人わたり二人わたり
  • 私もわたる
  • 涼しい水
  • 山頭火

玉葱といつしよに指を切つた、くれなゐあざやかな血があふれた、肉体の疵には強い私だが、疵の痛みには弱い私だ。

種田山頭火 其中日記 (四)


陰暦皐月廿九日、曇り。

結構早起き。6時台に起きられた。
風呂で『ゆだねるということ』を読む。

ゆだねるということ (上) (サンマーク文庫)

ゆだねるということ (上) (サンマーク文庫)

ゆだねるということ (下) (サンマーク文庫)

ゆだねるということ (下) (サンマーク文庫)

つまるところは、瞑想をしろということらしい。
瞑想って退屈だし、間違ってトランスに入るのが恐いなーと思っていたけれど、ここまで導かれては仕方ない。

久しぶりに「雲堂」のアプリを立ち上げて座禅をする。

雲堂

雲堂

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今まで画面を見ないでやっていたけれど、だんだん短くなっていく線香の画像を見ていたら、5分はあっというまだった。


洗濯をして、散歩もしてみることにする。

桜貝を初めてみつけた。
透き通っているから気づきづらかったのだろう。
ネイルのサンプル? なんて一瞬思ったけれど、正真正銘の桜貝だった。

ひとつみつけると無数に見つかる。
腐らない桜の花びらのようで嬉しい。
集めて歩く。

光明寺にお参りして帰路につく。

戻ってから経理をして、日記を書いた後にお昼。
ジロウがそうめんを茹でてくれた。

小説を書いて、

mianohara.goat.me


アメブロを書く。

ameblo.jp


好きなブログの新着記事巡回やSNSは、夕方にまとめてやることにした。
何日か分、まとめてサクッと終わる。
なんだ、こうすれば簡単だったのか。


図書館へ行って、予約していた山頭火関連の本をまとめて借りる。

ヒグラシへ。今日は聖子ちゃん。
冷酒二合、マグロ中落ち、だし奴。

いいこんころもちで小町通りを歩いていたら、「みあちゃん」と声をかけられる。
しばらく見かけていない常連さんだった。
すっかり痩せて、別人みたいになっていてわからなかった。

酔っ払って、なんだかとてもエロくてすばらしいことを思いつく。

帰宅して、日本酒、するめ下足、トマト。
『天智と天武』の続きを読む。

天智と天武-新説・日本書紀- 4 (ビッグコミックス)

天智と天武-新説・日本書紀- 4 (ビッグコミックス)

作者は違えど、『日出処の天子』の続編を読んでいるみたいで嬉しい。
主人公は蘇我毛人の孫だし。ボーイズラブだし。

『ひらひら』を買う。

ひらひら 国芳一門浮世譚

ひらひら 国芳一門浮世譚

『天智と天武』が『日出処の天子』の続編とするならば、『ひらひら』は『百日紅』のオマージュか。

百日紅』は北斎、『ひらひら』は国芳
第一話は、どちらも飛び込みを助ける話。

百日紅 (上) (ちくま文庫)

百日紅 (上) (ちくま文庫)

『ひらひら』に登場する国芳一門の弟子たちが、みんなあったかみのある性格でいい感じ(でも見分けがあんまりつかない)。
筋としては、うーん、いまひとつな感じ。

酔いが醒めてきたら、さっき思いついたエロくてすばらしいことの内容をすっかり忘れてしまった。