〔日記〕「お金のために」何かをするなら本末転倒だ
- 鉄鉢の暑さをいたゞく
- 山頭火
予定通り、二時には敬治居の客となつた、敬坊は早退して待つてゐてくれた、さつそく風呂を頂戴する、何よりの御馳走だつた、そして酒、これは御馳走といふよりも生命の糧だ。
種田山頭火 行乞記 大田
陰暦水無月二日、晴れ。
久しぶりに日の出とともに起きる。
夏の朝日はずいぶん北寄りの山から出るのだなと、物理的には知っていたけれど見たことはなかったから驚く。
図書館で、また嘱託職員として働いている夢を見た。
経験者だからと、研修もなく働き始めたのだが、システムが新しくなっているので戸惑う。
勤務の最後に、なぜか絵画教室が始まることにも。
夢のなかで、「ああ、これだけ働いても月10万なんだよな」とふと思う。
仕事を辞めてから不思議と、ばりばりと働いていたときよりもお金が回るようになった。
蓄えが少なくなってくると、どこからともなくお金が入ってくるのだ。
でも、収入のアテがないのは不安な気がしていて、「収入源を生み出さなくては」という焦りがある。
だけど、欲しいのはお金なんだろうか。
お金はあるとうれしいけれど、「お金のために」何かをするなら本末転倒だ。
瞑想をして、散歩に出掛ける。
散歩は30分くらいでいいかなと思っていたけれど、光明寺を折り返し地点にすると60分は気楽に歩いてしまう。
戻って来て、眠くて眠くて昼寝をする。
昼にはうどんを茹でて、市販のあごだしをぶっかけて食べた。
日記を書き、
小説を書いて、
本を読む。
『ゆだねるということ』の「あなた自身の『原型』を知る」のイメージ・レッスン部分を音読して録音してみる。
夜、寝る前に聞けるように。
- 作者: ディーパック・チョプラ
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買い物に行く。
福引きをやっていたので、いつ買おうか迷っていたサンオイルをこの機会に買うことにする。
焼き鶏(ヤゲン)と、レバーの赤ワイン煮と、枝豆、スルメ、日本酒を買って帰る。
『天智と天武』の続きを読む。
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衝撃の展開だった。
もうすぐ読み終わってしまうのが淋しい。
録音していた『ゆだねるということ』の音読を寝る前に聞いてみるが、自分の声だと思いっきりスルーして聞き流してしまうことがわかった。
頭の中を流れている思考とおんなじだからだろうか?