〔日記〕「フギャー!」と叫んで目が覚める
- 風のなか
- 買へるだけの酒
- 買うてきた
- 山頭火
一円ばかり欲しいな、と思ふと同時に、蝉の声はよいな、とも思ふ。
種田山頭火 行乞記 大田
天地うるほひあり、といつたやうな感じ。
陰暦水無月十二日、曇りときどき晴れ。
夢に「偽物の悪の黒い大仏」が出てきた。
おれがコンタクトレンズを洗おうとすると、洗面台に水があふれてきて、レンズが流れてしまいそうになるのだ。
ニョウニョウ、とうなされる。
寝言でも唸っていたらしい。
ジロウに「大丈夫か!」と腕を捕まれて「フギャー!」と叫んで目が覚める。
寝ていると猫に戻ってしまうらしい。
ゴミ捨てに行ったが、ビン缶は間に合わなかった。
自分らしくない服はどんどん捨ててしまいたい。
ジャケットやスーツは、もうこれから先着ることは無いだろうと思う。
今日はスイカのビーチボールが流れてきた。
軽い二日酔いっぽい、胃の疲れ。
朝から担々麺のカップラーメンを流し込んでなだめる。
事務所家賃を振り込み、日記を書く。
眠くて眠くて仕方がなく、なかなか進まない。
久しぶりに静雨庵へ。
温かいつけらー麺をいただく。
スタバは御成も駅前も大混雑。
諦めてルノアールへ。
ルノアールもほぼ満席状態だったけれどなんとか座れる。
レモンティー、ジロウはレモンスカッシュ。
窓辺の席から駅を見下ろすと、花火に向かう人々がうようよと改札から吐き出されるのが見えた。
ヒグラシへ。
花火を見るつもりのない人たちで賑わっている。
冷酒、鮪中落ち、冬瓜。
ユニオンで買い物をして帰路につく。
すごい人出である。
民族大移動だ。
ベランダでビールとジャイアントコーンをスタンバイ。
風が無くて煙が流れず、花火は遠慮がちにしか見えなかった。
買ってきた寿司、日本酒。
『殿、利息でござる!』を観る。
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時代劇風コメディかと思ったら、しんみりと泣かせるいい話であった。