〔日記〕外から自分の匂いをつけていく
- 血がほとばしる、
- わたしのうつくしい血
- 山頭火
すてきに早起して、佐波川沿岸地方を行乞すべく、湯田まで出かけたが、とう/\降りだしたので、そして止みさうもないので、残念ながら引き返した(それでも一時間あまり途中行乞することは忘れなかつた、それほど事情が切迫してゐたからでもあるし、また、それほど乞食根性に慣らされてゐるからでもある、といつてよからう!)。
種田山頭火 行乞記 大田
水無月十三日、薄曇り。
夜更けだか朝方だか、久しぶりの雨が降ったらしい。
アスファルトが黒く濡れている。
久しぶりの慈雨だ。
夜型のジロウの生活にしばらく合わせて夜更かしの日々が続いている。
朝起きられないし、昼間眠くて仕方ない。
自分のペースで、朝型に戻して行こう。
ワンダーキッチン(我が家では「びっくりキッチン」と呼んでいる)でお昼。
ミートローフ。ジロウは、名前は忘れたけれどガーナ料理。
g.o.a.t は、iPhone だと更新しづらい。
縦書きできるiPhone用のテキストエディタアプリを探したら、ちょうど良いのがあった。
その名も「TatePad」だ。
無料なのに、広告も表示されない。
文字数だけが明確に表示される。
シンプルでとてもいい。
葉っぱ小屋の「まいにちのBAG」展の看板でジロウが立ち止まる。
何かぴんと来たらしい。
緑色のショルダーにもなる手提げを気に入って購入していた。
久里浜の家へ向かう。
着いたのが16時頃で、ちょうど涼しくなってきたので草むしりを始める。
始める前に、雑草たちに手を合わせる。
ちょっと人が住んでる感が出てきた。
「オクサンは、外からじわじわと自分の匂いをつけていく猫みたいだね」
とジロウが言う。
ジロウは、冷蔵庫の中の食材の整理。
そこを生家とするダンナは家の内臓部分を洗浄し、余所から来たヨメは家の散髪をする、という感じ。
綺麗になったので、ビールとジャッキーカルパス、チップスターでひと息入れる。
百年の杜へ。
旨い日本酒と刺身5点盛りを堪能する。
本日のお刺身は「生シラス」「シコ刺」「ハガツオ刺」「シイラのたたき」「地ダコ刺」です!
— 酒肴工房 百年の杜 (@Afecmatsuo) July 23, 2018
今週も張り切って営業致しますm(_ _)m pic.twitter.com/Aax84iYqla
マスターは最近本を出したらしい。
- 作者: 松尾康範
- 出版社/メーカー: コモンズ
- 発売日: 2018/07/10
- メディア: 単行本
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ゆるゆると鎌倉に戻る。
駅で解散。ジロウは釈迦、ヒグラシへ。
先に帰って赤ワインとソルダム、『阿・吽』の続き。
阿・吽 3 (3) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: おかざき真里,阿吽社
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/12/08
- メディア: コミック
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