〔日記〕日がな一日ぶっ倒れている
- 草も蛙も
- あを/\として
- ひつそり
- 山頭火
ねた、ねた、とてもようねた。
種田山頭火 行乞記 大田
オミキ! 昨夜の残りの焼酎一杯!
今日からまた行乞の旅へ出る、歩け、歩け、たゞ歩け、歩くことが一切を解決してくれる。……
水無月十六日、台風。
明け方、ひんやりとしていた。
ひさしぶりに厚い掛け布団を出したら、青カビチーズみたいな匂いがした。
葬儀の心労と昨日のライブの肉体的疲れ、二日酔いに生理、台風による低気圧でもはやぼろぼろである。
日がな一日布団にぶっ倒れている。
ぶっ倒れているだけなのも暇なので、ひたすらゲームに興じる。
図書館で借りてきた本を読む。
気になっていた湊かなえの『告白』。
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さらりと読み終える。
好きになれそうな、または感情移入できそうな登場人物が一人も出てこない。
それもある意味すごいことだと思う。
台風が来る前にジロウが買い物をしてきてくれる。
ミートスパゲッティを作ってもらった。赤ワインでいただく。
観測史上初の進路を取るという台風は、風向きが変わっている。
いつもの嵐は南風なのに、北からびゅうびゅうと吹いてくるのだ。
おかげでベランダのサンダルが隣のおうちに飛ばされずに済んだけれど。
日が暮れたので映画を観る。『鍵泥棒のメソッド』。
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