〔日記〕それでも会いたいと思う人
- 夕立つや
- 思ひつめてゐる
- 山頭火
どうも飲みすぎる食べすぎる、禁酒絶食はとても出来ないが、せめて節酒節食したい、しなければならない。
種田山頭火 行乞記 仙崎
いかなる場合でもいかなる事物でも、過ぎたるは及ばざるに如かず、好物に対して殊に然り。
文月十二日、晴れ。
子どもの頃は、学校の友人。
就職すれば、職場の友人。
どっちも関係なくなった今、それでも会いたいと思う人が友達なんだろうなぁと思う。
二日酔いで全然動けない。
一度吐いてみるが、出てくるのは水ばかりである。
15時頃、ようやく起きる。
こんなに天気がいいのに、もったいないことをした。
風呂に入って、日記を書く。
いさむへ。
鶴齢、司牡丹。
アジの南蛮漬けと焼き茄子バター、肉豆腐。
疲れ切った胃に豆腐がやさしい。
ひら乃に行こうとしたけれど休み。
いつもの酒場に行く気になれない。
不機嫌なジロウと共に帰る。