白濁(四十一)
暗い夜の中に部屋の壁も窓も何もかも、境目という境目は全部消え去って、夜空の星が頭上にも体の下にも広がっている。そのなかにタケシさんの体の形をした熱があって、私の体の片面はその熱を感じ続けたまま、果てしない夜のなかに浮いているのだ。
そんなふうに、誰かと抱き合ったことはなかった。私は彼のものをこすったり咥えたりする必要はなく、窮屈なストッキングやハイヒールを履く必要もなく、ただ何一つ纏わず、体の力を抜いているだけでいいのだ。
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暗い夜の中に部屋の壁も窓も何もかも、境目という境目は全部消え去って、夜空の星が頭上にも体の下にも広がっている。そのなかにタケシさんの体の形をした熱があって、私の体の片面はその熱を感じ続けたまま、果てしない夜のなかに浮いているのだ。
そんなふうに、誰かと抱き合ったことはなかった。私は彼のものをこすったり咥えたりする必要はなく、窮屈なストッキングやハイヒールを履く必要もなく、ただ何一つ纏わず、体の力を抜いているだけでいいのだ。
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