〔日記〕鎌倉プチロックフェスティバルに行く[kamakura petit rock festival Vol.4 Retry]
- 休む外ない
- 雨のひよろ/\
- コスモス
- 山頭火
峠を登りきつて、少し下つたところで、ふと前を見渡すと、大きな高い山がどつしりと峙えてゐる、祖母岳だ、西日を浴びた姿は何ともいへない崇美だつた、私は草にすはつてぢつと眺めた、ゆつくり一服やつた(実は一杯やりたかつたのだが)、そこからまた少し下ると、一軒の茶店があつた、さつそく漬物で一杯やつた、その元気でどん/\下つて来た。
種田山頭火 行乞記 (一)
長月廿七日、雨のちくもり。
もうまもなく新月になる。余計なものはそぎ落として行こう。
昼頃起き出す。ホットミルクを飲んで、雨だけれど決行となった鎌倉プチロックフェスティバルに出掛ける。5月に荒天で中止になってしまったイベントのリベンジなのだ。それにしても、けっこう降っているではないか。日頃の行いが……とつぶやきつつ、家を出る。
雨で人は少ないけれど、その分濃い人たちばかりが集まっていてすごい雰囲気だった。誰が演者で誰がそうでないのかわからないくらいに。
出店された各店舗のお料理もとても美味しかった。骨付きフライドチキン、赤ワイン、日本酒熱燗、ホットドッグをいただいた。
熊本のcobyさん。
サバサンド。
キム&ハロルド
冷たい雨に弱音をはいて、早めに帰ろうかと思ったら、大トリのMooneyさんの登場とともに見事に晴れた。晴れ男なんだろうか。
鎌倉プチロックフェスティバル Vol.4 Retry
2018年11月4日(日)
由比ガ浜海浜公園 11時開演 入場無料
家に一度引き上げて、小説を書く。
タケシさんはなかなか帰って来なかった。
— 野原海明/小説家 (@mianohara) November 4, 2018
「ちょっと、見てきます」
と私が言うと、
「ああ、いっといで。タケシさんにはうまく言っとくから」
とマスターはぶっきらぼうに言った。
白濁(五十九) - 終わらない夏 @mianohara - g.o.a.t https://t.co/zIpSG3aTvo
出勤するジロウとともに家を出て、ヒグラシへ向かう。ひら乃の前では、急な忌中に驚くお客さんたちが集まっていた。冷酒三合、カキ酢、レンコンとオクラのカレー。家に帰ってもまだ呑む。今日は気持ち悪くはならなかったから、やっぱり日によるのだろう。