醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕髪を切ってもらうのだ

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  • 風の音も
  • ふけてゐる
  • 散財か
  • 山頭火

『当然』に生きるのが本当の生活だらうけれど、私はたゞ『必然』に生きてゐる、少くとも此二筋の『句』に於ては、『酒』に於ては!

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月十六日、満月。晴れ。

図書館で借りてきた本って、本当に読みたい本じゃないと読まないなぁ、結局は防水のKindleで風呂で読むばかりになってしまうなぁ、と思いながら、全然読んでいない図書館の本を返却する準備をする。

ああ、今日は新嘗祭か。


夏の間、台所で履いていた布のぞうりを洗って酸素系漂白剤につける。日記を書いていたらあっというまに時間が経っていて、あわてて納豆かけご飯をかっこむ。ジロウが即席ほうれん草のおひたしをつくってくれる。

CUREへ行く。福西くんに髪を切ってもらうのだ。ボブにしてもらっていたのを、さらに短いショートへ。

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すごい天然パーマをうまく手なずけてくれてありがとう。

図書館に着く前に、図書カードを持ってくるのを忘れたことに気づく。とりあえず返却だけする(図書カードを忘れても、専用の用紙に記入すれば貸出できるのだけれど、知り合いばっかりのカウンターで頼むのが気が引けて)。

大船へ行く。ブランケットと湯たんぽを買いたかったのだけれど、無印良品で見つけられず。結局、パジャマと赤いセーターを買う。全然知らなかったけれど、割引きですごく安くなってびっくりした。

鎌倉に戻って御成スタバに寄ろうとしたけれど、満席。三連休の初日、鎌倉は人であふれかえっている。東急でトイレを借りるにも、上の方の階に言っても行列だ。

あきらめて16時台からヒグラシへ。ここはいつも通りだった。今日は聖子ねえさんとコーイチくん。冷酒二合、まぐろ、鱈のホイル焼き。勢いづいて筍へ。いくら醤油漬け、磯波豆腐、日本酒二合。酔っ払って帰りがけのコンビニでチキンを二つ買う。気持ち悪くなって1時頃目が覚める。