醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕原稿用紙101枚分あった

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夕方、わかれ/\になつて、私はこゝへきた、そして次郎さんのふところの中で寝せてもらつた、昨夜約束した通りに。

種田山頭火 行乞記 (一)


神無月廿三日下弦の月。晴れ。

去年まで出張ばかりの毎日だったから、来る日も来る日も同じデザインの服ばかり着続けていた(パッキングをするとき大変便利なのだ)。

カーキのスキニーパンツと、紺のタートルネック。堅い打合せがあるときは、そこにジャケットを羽織る。来る日も来る日もそれの繰り返し。毎朝服を選ぶ余裕もなかったのだ。

気づくとタンスの中が紺一色になっていて、今年みたいな暖かい冬には少し重苦しい。明るい色のトップスが欲しくなる。


ぐっすりと10時間以上眠って7時過ぎに起きる。風呂で次々と本を読む。


ゴミ出し。長年愛用していたグレーのパーカーとジャケット風のスウェット、パジャマとお別れをする。昼にはジロウがメカジキの漬けで鍋風の汁物をつくってくれた。お椀の中に鰹節が浮かんでいたから、「カツオとメカジキが泳いでいるね」と言う。

日記を書く。


床屋へ行っていたジロウと待ち合わせ。紀ノ国屋で買い物をして、御成スタバへ。書きかけだった記事を書き上げる。iPadも持って行ったから鞄がとても重い。


電子出版アワード2018に投票をする。


g.o.a.t で連載をしていた小説を一太郎に落とす。原稿用紙101枚分あった。これから再構成の作業。

満足してヒグラシへ。今日は紘一さんのソロデビュー。菊水二合、マグロの漬け、肉団子の生姜麹煮をいただく。キッキリキがにぎわっていそうだったのでハシゴ。とんぶりコンビーフとまつもと。

帰ってから、「あやかし恋廻り」にはまる。

あやかし恋廻り

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最初からひとりのイケメンを選んでいちゃいちゃする恋ゲーに飽きてきていたから、ちょうどよい感じ。

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