醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕お品書きに「カラオケ1曲 200円」とあった

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帰途、薬湯に入つてコダハリを洗ひ流す、そして一杯ひつかけて、ぐつすり寝た、もとより夢は悪夢にきまつてゐる、いはゞ現実の悪夢だ。

種田山頭火 行乞記 三八九日記


師走十二日、晴れ。

7時頃起きる。『クラウド時代のハイブリッド手帳術』に倣って、普通のノートに自分で罫線を引いてWeekly Plannerをつくってみる。が、作ってみてから、そこまで前もってガッツリ書いておくことなどないことに気づく。

クラウド時代のハイブリッド手帳術

クラウド時代のハイブリッド手帳術

見開き2週間のムーンプランナーがちょうどいいみたい。

風呂で『しょぼい起業で生きていく』を読む。大変感銘を受けて、えらいてんちょう(@eraitencho)とカイリュー木村(@ababa2017)、えもいてんちょう(@emoiten)をあらためてフォローする。

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく


小説を手直しする。昼はkuriyamuでガパオガイの大辛。ジロウは中辛。

解散して御成スタバへ。日記を書く。

noteを書く。

ジロウと待ち合わせして、鎌倉駅からバスに乗って深沢を目指す。ジロウの健康診断結果を受け取りに行くのだ。しかし、病院に着いたら「ちょうど郵送してしまったところ」と言われる。

モノレールに乗って江ノ島を目指す。明るい内に江ノ島へ向かうモノレールは面白い。山を越えるとき、空を飛んでいくみたいになる。

ぷらぷら新江ノ島水族館を目指す。16時をちょっと過ぎてしまい、残念ながら入館できず。お土産コーナーだけひやかす。

日が沈むところだった。富士山も伊豆半島も丹沢の山々も、美しく澄んでよく見える。

江ノ島に寄るといつも立ち寄るアジア雑貨屋をのぞき、腰越方面へ向けて歩く。日本食「ゆうがた」はまだ支度中。以前見つけた謎の焼き鳥屋は、看板が出ていなかった。

腰越駅前の「なる浜」へ。純米酒、タコとマグロのお刺身。突き出しのお惣菜が美味。お品書きに「カラオケ1曲 200円」とあった。

江ノ電で鎌倉へ戻る。釈迦へ。酔鯨、一ノ蔵、柚子香る牡蠣のリーベ、焼き鱈子。北海道の冬の暮らしの話をする。地元民のおすすめの季節は九月とのこと。

ヒグラシへ。菊水常温、とん平風オムレツ。帰る途中でジロウは寿司を買う。