〔日記〕アフリカンダンスは人間の根源のよろこびって感じがする
- 日ざしうらゝな
- どこかで
- 大砲が鳴る
- 山頭火
おこされるまで睡つてゐた、夢は旅のそれだつた。
種田山頭火 其中日記 (六)
春雨、もう旅愁を覚える、どこへいつてもさびしいおもひは消えない。……
2年前の今日は、須賀川市のみなさんと岩手県滝沢市にできたばかりの「ビッグルーフ滝沢」を視察。滝沢市は2014年に「市」となるまで、日本でいちばん人口の多い「村」だった。その数、約5万人。
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 24, 2019
〔日記〕銀世界 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/OXZ3s5CGoX
去年の今日は、仕事関係でお世話になった人と小さな飲み会。「もう仕事の飲み会じゃないんだから、そんなに気をつかわなくていいんだよ」と諭される。
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〔日記〕ほっこりとして帰る - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/Q9FypW7lDY
如月十八日、晴れ。昨日の名残でまだちょっと寒い。
昔は「小説家でありたい」としか考えてなかったけれど、「どんな小説家であるか」が大事なんだ。〆切に追われて、雑誌に穴を空けないために書く作家にはなりたいくはない。自分のペースで書ける毎日を守るのだ。
5時39分に爽快に目覚める。風呂で『恋と愛の進化論』を読む。
子宮委員長はる『恋と愛の進化論』を読む。"パートナーとは、自分のなかの男性性が具現化されて、実際の目の前の相手となってあらわれたもの。パートナーを通して、「今の自分」の状態を知ることができるのです。" (第1章 パートナーは自分の映し鏡)https://t.co/o5Z7AwhYlf pic.twitter.com/JJxxkVXUmJ
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ここのところ立て続けに、いろんな人に「ジロウは飲み屋に向いていない」「先生業に戻った方がいい」と言われる。それは結局のところ、「ジロウは稼げない男である」と言いたいの? といぶかっていたのだけれど、どうやらそういうことではないと、Kちゃんと話していてわかる。
「ジロウさんは、まっすぐ過ぎるんだよ! ちょっと他の飲み屋のオヤジ見てみなよ。もっと悪どいところがないと飲み屋やっても儲かんないの!」
なるほどね、と腑に落ちる(飲み屋のオヤジさんたち、ごめんなさい)。「先生のほうが向いている」というのも、よくわかる。なぜか自然と慕われて、先生ぶってはいないのに師匠扱いされたりしてるのをよく見るから。
「別に塾の先生には戻らなくていいけど、なんかセンセイ的なことをしてみたら?」と言ってみる。
入浴時間は1時間7分37秒だった。昨日から過酸化ナトリウムを投入して放置しておいた洗濯機を回す。青海苔のように黒カビがとれる。付属のくずとり網が破れてしまったので、100均で買ってきた網をとりつける。
日記を書く。
御成のスターバックスへ。冷たい雨。いつのまにか、Apple Watchに表示される天気予報が雪だるまのマークになっていた。ちょっとみぞれが降ったらしい。
— 野原 海明 🖋 (@mianohara) March 24, 2019
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納豆シラスかけご飯となめこ汁をつくって昼飯とする。小説を書く。今日は小説より先に日記を書いてみた。
江ノ電で江ノ島に向かう。片瀬公民館でNanka-Nankaアフリカンダンスのクラス。今日のいでたちは、もんぺに鯖Tシャツ。ジロウは、北斎展で買った、北斎漫画の踊る人のTシャツ。チャコールにレモンイエローという、サイケデリックな色合い。
リズムは「ソンソネ」。慣れている人の踊りは、はじけててすごく楽しそう。アフリカンダンスって、人間の根源のよろこび、って感じがする。
「ちゃんと踊れてた?」とジロウに聞くと、
「うん。あぶらのぷりぷりのった魚みたいだった。ブリとか」と言う。
江ノ島の弁天橋までぷらぷら散歩。北斎の絵のような見事な富士山を拝む。江ノ島から腰越の間で呑み屋を新規開拓しようと思ったけど、ぴんと来ない。江ノ電で鎌倉に戻る。とのやまで梅水晶、レバー、トリ、ハツ、つくね。越の誉常温。
ヒグラシ文庫へ。菊水常温、キーマカレー、ナン。すごくひさしぶりに会う人と、なぜだか人生の話をする。このブログを読んでくれているのか、私自身よりも私の来し方に詳しい。
「もう図書館のことはやらないの?」と聞かれる(彼女も図書館司書だ)。
「そのつもりだったんだけれど、やっぱり興味はあるから、なにかしら関わりはすると思う」と答えると、「安心した」と言ってにこやかに帰って行った。
安売りのからあげ串とお寿司を買って帰る。帰ったらもう食欲はなかったので、パズルゲームに興じてから21時46分に寝る(からあげ串と寿司はジロウが食した)。