醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕一人1時間は歌っていたことになる

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  • ぽつかり島が、
  • 島も春風
  • 山頭火

神戸は国際都市であることに間違はなかつた。
ビルデイングにビルデイング、電車に自動車、東洋人に西洋人、ブルヂヨアにプロレタリヤ。……

種田山頭火 其中日記 (六)

如月廿日、晴れ時々雨。

自分の嫌いなこと、苦手なことを、「これも新しい経験だから」と言い聞かせながら無理してやってきた。もう、そういうことはやらなくていいのだと思う。

8時10分に起きる。風呂で『そうだ 魔法使いになろう!』を読む。入浴時間は1時間2分49秒だった。

「確認書類は郵送で送って欲しい」という、今どき珍しい依頼。書き上げた原稿に手書きのお手紙を添えて、速達で発送する。久しぶりに手書きで手紙を書いたら気持ちがよかった。やたらと手紙魔のように、友人たちに送りつけたくなる。……が、友人たちのSNSアカウントやメールアドレスは知っていても、住所は知らないご時世だ。

床屋へ行くというジロウと一緒に家を出て、Hang-GUへ。牛すじのビビンバ風な丼。ジロウはスンドゥブのセット。

御成のスターバックスへ移動して小説を書く。原稿用紙3枚分書くのに1時間程かかる。やや苦戦気味。日記を書く。

noteを書く。

アメブロを書く。

このブログの、グローバルメニューバー部分をちょっと修正。パソコンの電源が落ちそうなので、買い物をしながら一度帰宅することにする。箱ティッシュ、洗濯洗剤、昔ながらの白いタオルなどを買う。

家に帰ってから少しTwitterと溜まっていた宣伝メールの処理。

昔のブログを読んでくれていたA君から、カラオケに行こうというお誘い。荷物を軽くして再び家を出る。大船ヒグラシでA君と待ち合わせ。「コウイチくんがラストだから」とあえて大船ヒグラシ文庫にしてみたのだけれど、コウイチ&聖子のコンビが最終日、ということだったらしい。ジロウは間違えて鎌倉ヒグラシへ行ってしまい、後から合流。菊水冷酒、唐揚げ。

カラオケ「まねきねこ」へ行く。2時間おさえてもらって歌っていたのだけれど、その後にお客さんがつかえていなかったのか、終了の電話がかかってこない。気づけば3時間くらい熱唱していた。3人だから、一人1時間は歌っていたことになる。ウーロン茶、持ち込みの菊水ワンカップと4合瓶、唐揚げ、焼き鳥10本。

カラオケで「なんでもないや」を歌うのは3回目。わりとちゃんと歌えるようになってきた。その他、EGO-WRAPPIN'などに初挑戦。

満足して鎌倉へ戻る。鎌倉ヒグラシ文庫へ、営業終了時間ぎりぎり滑り込み。にわかに滑り込みで入店してきた面々で満員。菊水冷酒、ハムキャベツ。

よい心持ちで帰る。1時2分に寝る。