醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕出発宣言を書く

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  • 暮れると
  • すこし肌寒い
  • さくらほろほろ
  • 山頭火

私を救ふものは涙よりも汗、汗も流さないから堕落するのだ。
いやな風が吹く、風にはたへられない私だ。

種田山頭火 其中日記 (八)



弥生八日、曇りときどき雨。今日も冬のように寒い。

まだ自分は、お金が出て行くことを不安に思っているようだ。

7時20分に起きる。風呂で『恋と愛の進化論』を読み返す。入浴時間は58分49秒だった。

日記を書く。

昼はジロウとBaan Hua Donへ。豚挽肉のガパオライスとグリーンカレーのセット。ジロウはトムヤムクン。駅裏で解散。ジロウは久里浜へ支払へ。

御成のスターバックスに行く。小説を書く。このブログの過去記事を手直しする。

ライブラリー・ジャーナリストとしての出発宣言を書く。

書いてから、Facebookの反応を気にしている自分に気づく。まだ、人からの評価を気にしているのか、おれは。

SEITA PLUSで、「にじゅうかのう」の限りなく頭陀袋に近いサコッシュを買う。

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伊織でバスタオルをチェックする。1枚5,000円以上。バスタオルに5,000円をかけるのは勇気がいるなぁ。

ヒグラシ文庫へ。今日は聖子さん。菊水冷酒二合、マグロ中落ち、ブリ柚子胡椒焼き。ヒグラシのお客同士(写真もデザインも文章もみんなプロ)で作ったフリーペーパー「そのヒグラシ」の5号を頂戴する。

調子に乗って釈迦へ。一ノ蔵一合、焼きタラコ、フキの煮浸し。コンビニでインスタントのカップカレーと炭酸水を買って帰る。『口入屋兇次』を読んで、23時43分に寝る。

深夜2時過ぎ、玄関チャイムが鳴って起こされる。ジロウが外で「鍵が無いよう」と言って立っていた。ふらふらと、玄関で大の字に倒れて眠る。コートを着たままだったので風邪はひかないだろうと、そのままにしておく。