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吉本ばなな × サイキックカウンセラーEIJI トークイベント「浄化とはなにか?」に行ってきました(晴れたら空に豆まいて)

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小説家の吉本ばななさんと、サイキックカウンセラーのEIJIさんのトークイベント「浄化とはなにか?」へ参加しに、代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」に行ってきました。吉本ばななさん、中学生の頃から大ファンだったけれどお目にかかるのは初めて……!

ばななさんは想像よりもずっとソプラノの、鈴の鳴るような澄んだお声。ばななさんのエッセイから男前の気っぷの良さを感じていたから、もっと低く響くような声をイメージしていました(汗)。

EIJIさんは、子どもの頃から霊的感性の強かったサイキックカウンセラー・ヒーラー。ときおりオネエ口調になるのがキュート。質問を聞くときの真摯な眼差しに、カウンセラーとしての包容力を感じました。

参加者のやさしさを感じつつ、いざ入場

入場者はなんと、160名超えの大入り。整理番号順に並んで入場を待つ。あとから到着して戸惑っている人が来ると、列に並んでいるみんなが連携プレイで案内をする。人間の温かみを感じました。行列に並ぶ知らない人に、にこやかに接するなんてこと、都会ではあまりないような気がするから。みんな待つことにイライラと殺気立っていて。

受付でドリンク引き換え券代わりに小さな「おはじき」を受け取り、いざ入場。122番目だったので空いてる席はわずかだったけれど、なぜか先日のプリミ恥部さんのイベント時に座ったのと同じ前の方の席が、私が来るのを待っていたかのように空いていました。

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イベントの最初は、ばななさんによるフラのクレンズから。会場の全員でレイになるように手をつなぐ。深呼吸とともに淀みを足の裏から吐き出し、笑顔やマナを吸い込む。きらきらとした輝きを、右手から右隣の人に向かって流していくイメージをする。

私は右端の席に座っていたから、後ろの席の人と右手同士で手をつないでみた。その場合ってエネルギー、淀んだりしないのかしら、とちょっと疑問に思いつつ……。

サイキックカウンセラーEIJIさんおすすめの浄化グッズ

続いて、EIJIさんによる浄化グッズのご紹介。まるでテレフォンショッピングのように、コミカルに!

まずは「マイキ ECストロングスプレー」。榊のエネルギーが入っているそう。神棚にかけるのもおすすめだそうです。

続いて「マウントフジフラワーエッセンス オーラスプレー 防御と浄化と刷新」。富士山に咲く花のエッセンスが含まれているらしい。人混みでぐったりとしやすい人には、バリアーのような効き目があるそうです。

同じくマウントフジフラワーエッセンスのオーラスプレー「変化を超えて再誕生する」。人って、誕生日の前の一ヶ月間はバイオリズムが落ちやすいんだそう。EIJIさんいわく、お産のときの苦痛が潜在意識に残っているからかもしれない、とのこと。そんなときの浄化に良いそうです。

続いて「フィンドホーン フラワーエッセンス サイキックプロテクション」。こちらはサイキックアタック、いわゆる生き霊の呪いに効く。

「オーラソーマ エアコンディショナー セラピスベイ」。こちらは石の浄化にもよいオールマイティなスプレー。

スプレータイプのもの部屋の浄化に使うときは、自分が大事にしているポイントから始めて、部屋の4隅を左回りにシュッシュッシュッシュッ→部屋の上にシュッ→下にシュッとするといいそうです。左回りは淀みを除き、右回りはエネルギーを送り込む、というのが宇宙の摂理。自分自身にかけるときは、オーラ(体のまわり)に向けてシュッとします。

お香のように燃やす「ホワイトセージ」。背中や首のあたりに煙を当てるのがおすすめだそう。浄化が終わったら、必ず部屋の換気をするのがポイント。EIJIさんはほぼ毎日焚いているそうです。ただし、壁紙にヤニがつきやすいので、賃貸のお家では要注意。ちなみに、ラブホテルでいたす前に使用すると、感度が良くなるんだって……。

音で浄化する「クリスタルチューナー」。水晶は左手、音叉は右手に持ち、カチンとさせたら左回りでらせんを描きながら上へ、そのまま右回りでらせんを描きながら下に動かす。

同じく音で浄化する「チベタンベル」や「おりん」。音を鳴らすとき、ベルから青い、すみれのような色のレーザー光線が出ているところを想像すると良いそうです。レーザーで淀みを焼き切った後は、紫色のオーラが満ちているところを想像する。小さいものを旅先に持って行って、ビジネスホテルなどの浄化に使うと良いそう。

「麻飾り」は玄関に置き、帰宅時に触って自分を浄化させるために使う。首にまいても良いそう。

「鏡」は、お守り代わりに。身代わりに割れてくれることもあるそうです。割れてしまったら、塩と一緒に白い紙に包んで処分をします。「メタトロンキューブ」も、お守りとして。

カウンセリング後も患者さんを心配しつづけてしまう場合にはどうしたら?

休憩を挟んで第二部は、ばななさんとEIJIさんへの質問タイム。「オフのときも患者さんが心配になってしまう」という精神科医さんの質問。EIJIさんの場合は、カウンセリングが終了したときには、お客さんと自分を結ぶエーテルコードを切るイメージをするそうです。これは、縁を切るというわけではなくて、一区切りをつけるような意味があるようだ。「自分の心配を相手に送らないようにする」ために行うのも良いそう。

参加者席にいらっしゃったこえ占い千恵子さんからのアドバイス。患者さんが何か言い残してるような気配を感じたら、「何か聞きたいことはありますか?」と最後に一言声をかけること。もしくは、終わり際に何か音を立てること。パタン、とドアを閉めるとか。それが難しければ、最後にニッコリと笑ってみせるとか。そうするとカウンセリングを受ける側は、安心して帰れるのだそうです。

生きるとは、浄化をつづけること

最後に、参加者160名全員で「大祓詞」を読み上げる。抑揚はつけず、詩を読むみたいに、意味を感じながら。自分のペースで、途中で疲れたら休んだりしつつ。

イベントの始めに、たしかばななさんが紹介された「信仰とは、浄化を続けていくことである」という言葉が印象的だった。それはハワイのホ・オポノポノの考え方とも共通している。人生とは、クリーニングを続けること。

生きていると何度も出くわす、もやもやとすること。怒りや恨みなどのネガティブな感情。それに気づいて、少しずつ少しずつ清めていく。キリの無い途方もない道かもしれないけれど、続けていった先に何か見つけるかもしれない。とりあえず、部屋と自分の浄化からさっそく始めてみたくなりました。

浄化とはなにか? ばななとEIJIのいろんなクレンズつき

2019年5月9日(木)
開場18:30 / 開演19:30
晴れたら空に豆まいて(東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2)
前売7,000円 / 当日7,500円(共に1ドリンク代600円別途)

吉本ばななさんとEIJIさんのブログから

くつろいで、ぐびぐびとビールを流し込むばななさんがカッコ良かった。

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「人生は押すばっかりじゃなくて引くのも大切。肉、肉、野菜、肉、野菜よ!」というEIJIさんのアドバイスは、今宵の素晴らしき名言でありました。

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