〔日記〕神輿とすれ違う
- はれ/″\酔うて
- 草が青い
- 山頭火
私もルンペン生活をやつてきたけれど、君のそれは本格的だ。
種田山頭火 行乞記 室積行乞
2年前の今日は、図書館の指定管理者を受託する企業へ取材に出掛ける。本郷三丁目の呑み屋「ぎおん」が気になっている。
— 海明 📿 猫又菩薩 (@mianohara) June 2, 2019
〔日記〕取材 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/8HAa3nyK1s
去年の今日は、まだ劇団に入っている夢を見て目覚める。組織には入れない。どうしたって自分が一番偉そうになってしまうから。
— 海明 📿 猫又菩薩 (@mianohara) June 2, 2019
〔日記〕立ち位置を見失う - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/vjCuDex6Rt
卯月廿九日、曇りのちぱらぱらとした雨。
もう、私が何をやらかしたところで困るような所属団体はないのだから、頭のおかしいようなことでもどんどんやってしまおう。まずは化けの皮をはがすところから始めるのだ。
8時37分に起きる。風呂で『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』を読む。入浴時間は43分3秒だった。
ゆうこす『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』を読む。なぜフォロワーを増やしたいのか、なぜSNSで稼ぎたいのか。その問いに対する簡潔な答えがなければ熱量のある発信はできない。#共感SNS #SNSの自分づくり https://t.co/AxPF2a2aGt pic.twitter.com/oGISy62bJZ
— 海明 📿 猫又菩薩 (@mianohara) June 2, 2019
鎌人(かまんど)市場をぐるっと散策する。年々出店者が多くなる、元気なイベントだ。飲食店は早い時間から続々売り切れになっていた。
葛原岡神社の例大祭にも重なっている。歩いていたら、ちょうど出迎えられたように神輿とすれ違う。
久し振りに由比ガ浜のふくやへ。あっつい鳥中華、だし御飯。ジロウはつったい肉蕎麦。隣には若いカップル。女の子がまじまじとメニューを見ている。男子は何度か来たことがあるようだ。
「『つったい』って、『冷たい』ってこと?」
「そう」
「『あっつい』って、『熱い』ってこと?」
「……そう!」
「へえー!」
勢いのある可愛らしい会話だった。
たらば書房を見てから、御成のスターバックスへ。一席しか取れず、ジロウは断念して先に帰宅。排卵の時期なのか、子宮が重く痛い。腹をかばいながらカウンターに向かう。日記を書く。
ヒグラシ文庫へ。4人組でやってきたおじさんたちが、狭いテーブルに案内されたと憤慨してすぐに出て行った。狭い立ち飲み屋に4人で来るのがそもそもよろしくない。
— 海明 📿 猫又菩薩 (@mianohara) June 2, 2019
〔日記〕「あの娘がくれたブルース」を唄いながら帰る - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌 https://t.co/2l16Oga49p
頼まれている原稿を書く。自分の肩書きを考え直す。小説家も、ライブラリー・ジャーナリストも包括する、上位概念を。
早めに力尽きてヒグラシ文庫へ。菊水冷酒二合、カツオ刺身、鶏ささみわさび串。「常連がやたらと話しかけてくる飲み屋は嫌だよね」という話で盛り上がる。
ジロウととのやまで待ち合わせ。越の誉の冷たいの、梅水晶、ハツ、レバ。ヒグラシもとのやまも、カウンターの中が新しい顔で新鮮だ。
解散して先に帰宅。『共感SNS』を読み進めながら、22時35分に寝る。