醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕バレットジャーナルを始めてみた

f:id:mia-nohara:20190710112624j:plain

  • ゆふべのラヂオの
  • 泣きたうなつた
  • 山頭火

夢精! きまりわるいけれど事実だから仕方がない、もつともそれだけ vital force が残つてるのだらう!

種田山頭火 行乞記 (三)

水無月十日、晴れ。

自分が欲しいものを追求し尽くすと、周りの人にも豊かさをあげたくなるものらしい。でもそれを、無料でどんどんあげるのではなく、商品として提供する。無償であげてしまっていては対等になれないから。

ビジネスは愛。お金を受け取ることも、大事な役割。

8時5分に起きる。風呂でライダー・キャロル『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』を読む。

ついに64GBのiPhoneSEのストレージが満杯になる日がやってきたか……。中身を整理しなきゃなあ。

noteに写真をUPする。

昼はタパス&タパスでチキンソテーとソーセージの入った、肉々しいトマトソースのパスタ、サラダセット(レモンドレッシング)。トイレットペーパーなどを買って帰宅。日記を書く。

バレットジャーナルを始めてみた。昔、ちょっとだけやっていたけどしっくりこなかったのだ。ムーンプランナーの考え方に合わせて、日付は太陽暦のまま、並び方を太陰暦に変える。月のリズムに合わせて生きるのは気持ちいい。

今日は花火大会だ。

日記を書いたりするのは一日の作業の助走。助走が終わるのが夕方でいいのだろうか? と思いつつ、そこから夜までの集中力が割と高いからそれでいいかもしれない、とも考える。そして、一つのことにかかりきりになるよりも、ところどころ脱線したほうが最終的にはスムーズに進むような気がする。脳みそが休まるし。

とにかく、14時51分から原稿を書き始める。16時45分までぶっ続けで書いていたが、花火の混雑を誘導する人々の罵声が途切れなく続き、とてもウルサイ。集中できないのでやめて、グラフィックレコーディングの練習などしてみる。

「散歩に行ってくる」と言って出て行ったジロウがなかなか帰って来ない。電話をかけたら、とのやまで呑んでいるらしい。ものすごい混雑で、帰って来られないんじゃないかと心配していたが、「人混みがすっごいことになってる!」と、寿司折りを提げて帰って来た。

ジロウにつまみをつくってもらって晩酌。しらすおろし、板わさ(蒲鉾もワサビ漬けも、どちらも小田原産。こないだ、新松田のライブに行ったときのお土産)、レバー炒め。

去年の花火は無風で煙りがもうもうと立ちこめて何にも見えなかったが、今年は素晴らしく美しかった。スターマインの後、思わずベランダで拍手する。家で寝っ転がって花火を見られるのはなんとも贅沢。

花火が終わったとたんに、民族大移動のように人々が浜辺から繰り出してきた。それを横目に呑みながらONE PIECEを読み返して楽しむ。ゲームに興じて23時58分に寝る。