醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕お昼はもちろん「吉田のうどん」

f:id:mia-nohara:20190722181202j:plain

  • ゆふ雲の
  • うつくしさは
  • かなかなないて
  • 山頭火

アルコールが私に対して、だん/\魅力を失ひつゝあることは、むしろ悲しい事実だらう。

種田山頭火 行乞記 (三)

水無月十八日、雨のち曇り。

蟹座の人間は甲羅を持っている。甲羅の内側にいる人には家族以上にフレンドリーだ。外側にいる人に対しては人見知りが激しい。もしくは冷たい。

年を取るごとに、その甲羅がどんどん広くなっていき、甲羅の内側に入れられる人が増えてくるらしい。どんどん、そうなりたいと切に思う。

7時にすっきり起きた。シャワーを浴び、町を散策に出掛ける。小雨が降ってるけど、富士山がよく見える。

f:id:mia-nohara:20190722181856j:plain

コンビニへ行こうと思ってたけど、思い直して駅前へ。昭和の香りのする喫茶店でモーニング。トーストとコーヒーのセットもあったけれど、あえておむすびと味噌汁のセットを選ぶ。具は鮭と昆布。握り立てで、とても温かい。味噌汁も具だくさんで嬉しい。正しい一汁一菜という感じ。

f:id:mia-nohara:20190722181729j:plain

マスターはクールな感じがしたが、シャイなだけだったようだ。お会計のときの笑顔がとても可愛かった。

f:id:mia-nohara:20190722181812j:plain

市役所で待ち合わせをして再び取材の旅へ。お昼はもちろん「吉田のうどん」。とてもコシが強くて固い。具は湯がいたキャベツと馬肉。大変腹持ちがいい。

日暮れまで取材をして解散。富士山駅から大月駅まで鈍行で行く。そのまま鈍行4時間の旅を覚悟していたのだが、奇跡的に特急「かいじ」に飛び乗れる。快適。石井ゆかりの『3年の星占い』をノートに書き写しながら新宿を目指す。

3年の星占い 蟹座 2018-2020

3年の星占い 蟹座 2018-2020

湘南新宿ラインにも接続がものすごく良く、予定より1時間早く鎌倉へ着く。そのままヒグラシ文庫へ。今日は紘一さん。菊水冷酒二合、ゆで鶏、冷やしトマト。居合わせた皆に富士吉田の自慢をする。

帰宅するとジロウが映画を見ながら寝落ちしていた。0時46分に寝る。