醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕骨と皮ばかりだ

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  • 逢うて別れる
  • 月が出た
  • 山頭火

今日も家の事で胸いつぱいだ、売家が二つ三つある、その一つが都合よければ、其中庵も案外早く、そして安く出来るだらう、うれしいことである。

種田山頭火 行乞記 (三)

文月廿二日、曇り。

すでに終わっている関係に踏ん切りをつけるために、新しい関係を始めるということも人生にはある。でもそれだと、永遠に堂々巡りのように思う。

7時2分に起きる。睡眠効率63%。風呂で並木良和『目醒めへのパスポート 本当のあなたを憶い出す、5つの統合ワーク』を読む。入浴時間は46分55秒だった。

日記を書く。

パワーストーンヒーラー養成講座の特典映像を見る。合わせて、7月の講座の映像も見直す。

昼は六地蔵のふくやであっつい鶏中華。さくっと済ませてコンビニで午後の紅茶無糖を買い、家に戻る。

もうひとつのブログ「海ヲ照ラス夜明ケ前」のデザインを大幅に変更する。新しい記事も投稿する。

小説のゲラ受領の返事を書く。依頼されている原稿の資料読み込み作業。今回の原稿はかなり小説仕立て。実在する人物の語りを書くのは、イタコみたいな作業だ。

17時39分に早めに切り上げる。東急で焼鳥を買う。ヤゲン4本、塩皮3本。まさに骨と皮ばかりだ。日本酒は朝日山。麻辣ピーナッツなるものが売っていたので、うっかり買う。あと、ジャンクなものが食べたい気がしてポテトチップスのノリ塩も買う(結局食べなかった)。

一人暮らしのときから合わせて、もう15年も使っている冷蔵庫が最近調子が悪い。冷凍の枝豆がすっかり解凍されていたので肴とする。スルメを食みつつ、司馬遼太郎『新選組血風録』を読む。

23時54分に寝る。