醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

〔日記〕調査にかける熱意と労力は同じ

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  • 咲いて
  • しやくなぎのはな
  • 山頭火

旅がなつかしくもある、秋風が吹きはじめると、風狂の心、片雲の思が起つてくる、……しかし、私は落ちついてゐる、もう落ちついてもよい年である。

種田山頭火 行乞記 (三)

文月処暑、雨のち曇り。

飲み屋にはアウェイ感が必要だ。客が全員友達なのは、やさしすぎて嫌なのだ。

7時15分に起きる。睡眠効率96%。風呂で八木龍平『成功する人が磨き上げている超直感力』を読む。入浴時間は54分24秒だった。

ジロウにパワーストーンヒーリングをほどこす。今日は、石を使った浄化のセッション。

昼は豊龍へ。海老入りワンタン担々麺。ワンタンタンタンメン……何回「タン」を言えばいいかよくわからなくなる。

帰宅して日記を書く。

GTDの週次レビューと満ち欠けPDCAの半月チェック。小説のゲラを校正して、ブログを更新。

依頼されている原稿の資料整理を2時間半ほど進める。今回は、実在した人物の語り。資料の重要部分を書き起こしているうちに、指がその人物の言葉で話し始める。

しかし、いかんせん資料が膨大だ。調査をもとに原稿を書く場合、仕上がりの文字数は多くても少なくても、調査にかける熱意と労力は同じ。文字数が少ない場合は、「削る」という作業が入るから余計大変かもしれない。

19時19分に切り上げる。寿司の大きめの折り詰めを買ってくる。日本酒は七賢。枝豆とスルメを追加して晩酌。23時13分に寝る。