醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

休日出勤、手打ちうどんの会。

そうそうに、人身事故で足止め。十分遅れで業務開始。今日はオープンキャンパスで随分とたくさんの男子高校生たちがやってきた。最近のオープンキャンパスとは、親同伴で来るものであるのか。親の方が熱心に説明を聞いている。ふむ。

まだ、躯は重く、怠い。躯の芯から厭な熱が発散されている感じ。おまけに、左目がとても痛い。

どうしても生ハムで冷えた赤ワインが飲みたくなる。ローソンに立ち寄る。帰宅。シャワーを浴びて、ちょびっと呑んで、やっとひといき。

友人宅の手打ちうどん&持ち寄りご飯会へ行く。素朴なうどんとみんなの自慢の料理、どれもこれもとても美味しい。がぶがぶビールを飲む。あっというまになくなる料理たち。

東京に棲んでいたときには、こんなふうに友達の家にみんなが集まるなんてこと想像できなかった。
誰の部屋もワンルームだからなかなか大勢を呼ぶことなんてできないし、人と人とのつながりも、大学で出逢った同世代や職場の仲間に限られていた。

鎌倉に棲んで、近所の呑み屋やLIVEにでかけるうちに、いつのまにかその「土地」の友人ができるようになった。それは鎌倉という、ある程度せまくて田舎である地域だから可能なのかもしれない、とも思う。

あ、先日あっちの店でもお会いしましたね。えっ、○○さんのお友達なんですか!? 僕このまえ彼のLIVE行きました!

はじめて会った人も、地元のひとならきっと友達の友達。いつのまにか、町のなかが知り合いでいっぱいになる。通りを歩けば何処かで必ず友人に会うし、人恋しくなったら友達がやっている店に行けばいい。

そうして仲良くなったみんなと、みんなでひとつの時間をつくりあげることのできる鎌倉の夜。職業もまちまち、生き甲斐もまちまち、世代もまちまち。でもみんな大切な友達。

blend note*1 のガミさんこと山上剛さんと、粉まみれになりながら手打ちうどんを打ってくれた小川コータ*2 くんの即興コンサート。

夜は更けゆく。

*1:http://www.blendnote.com/

*2:http://kutibue.net/