帰宅したら、ココナッツウォーターが届いていた。うれしい。ちょうど一緒に、デトックスの錠剤も届いた。すごいタイミング。

税理士の有竹志帆さんがおすすめしていたレシートの整理方法、「A4の紙にのり付けして、2穴ファイルに綴じる」をやってみる。今年のレシートがすっきりきれいに片づく。すばらしい。ついでに、勘定項目に「取材費」を新たにつくる。

がりがりメモを取るときにはスケッチブックを使っていたのだけど、マス目の罫線が欲しくなってきた。A4サイズのリングノートで、マス目罫線があるやつを探してみよう。 ジロウも一仕事終えたようなので、一緒に呑みに出掛ける。その前に島森書店によって、フ…

ヒグラシ文庫へ移動。ぎゅうぎゅうだったが、私が暖簾をくぐった途端に、観光のお客さんたちがテーブルを空けてくれた。まだ呑んでる途中だったみたいなのに。金髪の威圧感、さすが。

原作の世界が鮮やかに映像になっていた。のんの声もぴったりだ。おリンさんとの関係の生々しいところは、映画ではそっとやわらげられていた。

鎌倉ねこサロンで売られていた「ネコザワ」さんのグッズが、筍のサノタロー氏にそっくりだった。あまりにウケたので、タローさんとあっちゃんにプレゼントする。

「拭う」で、スイカの波柄と、鎌倉しらす柄の手ぬぐいを買う。しらすには、ちゃんと「しらすモンスター」、つまり蟹や蛸や他の魚が混ざっている。

「経済の土台」を整える星回りにあるらしい。無料でも読めるものをどんどん書いて発信していこう。インターネットの中に、もうひとりの自分を生み出すように。

蒸し暑くなってきた。汗だくなので、シャワーを浴びる代わりに今年初めての海水浴を決行する。海のふたを開けるのだ。

朝っぱらからチャイムが鳴る。 玄関に出たジロウと共に、スーツ姿の男が三人、ぞろぞろと上がり込んでくる。国税局の抜き打ち調査らしい。 はっ？ でもなんでいきなり、知らない男を三人も部屋に上げてるの？ おれ、ノーブラパジャマ姿なんですけど。すっぴ…

休みの日に昼から呑むのは、そうしないと仕事をし始めてしまうからだ。強制的にスイッチを切るために、アルコールを摂取する。酒が入っているときには仕事はしないことにしているから。

市役所で待ち合わせをして再び取材の旅へ。お昼はもちろん「吉田のうどん」。とてもコシが強くて固い。具は湯がいたキャベツと馬肉。大変腹持ちがいい。

「西裏」と呼ばれるこのあたりは、機織りの町としてめちゃくちゃ儲かっていた時代の名残を引き継ぐ呑み屋街だ。

誕生日。35才になった。 ジロウはお施餓鬼に行くというので、自分と誕生日のデートに出掛けることにする。真っ赤なワンピースをおろす。

浅い眠りの中で、手触りの濃い夢をたくさん見る。死んだ母が鎌倉に遊びに来ていた（7月のお盆には遅いし、8月のお盆には早いけど）。最近はあの世でギターを習っているらしい。「簡単なコードをおさえてストロークできるようになった」と自慢される。

期日前投票に行く。油性サインペンを持参していった。参議院神奈川県選出議員には「あさか由香」、比例代表には「山本太郎」と書く。平日の昼間だからかもしれないけど、投票所は年配の女性ばかりだった。

15時5分から原稿を書き始める。途中、掃除休憩を挟んで17時43分まで。今、核心部分。かなりエネルギーと頭を使う。昨日まで講座受講をよくがんばったので、今日は早めに切り上げることにした。

お弁当はベジタリアン仕様。けれど、大豆などを肉っぽくあしらったタンパク質系のおかずがたくさん入っていて満足感高かった。歯ごたえのある生野菜が多いのもいいのかも。「菜食なんてぜったい無理！」と思ってたけど、こういうのなら続けられそう。

お台場、懐かしい。19歳のとき、好きだった人とデートに行ったなぁ。彼は39歳で都内に住んでて、変なバイトたくさん掛け持ちして生きてるちゃらんぽらんだった。

由比ヶ浜駅で江ノ電を待つ。近所のカラスがすごく近くの電線に止まって、金髪をまじまじと観察している。ちょっと羨ましそうにも見える。

原稿の続きを15時24分から開始。19時38分までノンストップで4時間、集中する。「何分かに一回、休憩を入れるといい」という話もよく聞くが、自分の場合、一度集中してしまったらそのまんま乗り続けるほうが気持ちがいい。

バレットジャーナルを始めてみた。昔、ちょっとだけやっていたけどしっくりこなかったのだ。ムーンプランナーの考え方に合わせて、日付は太陽暦のまま、並び方を太陰暦に変える。月のリズムに合わせて生きるのは気持ちいい。

16時9分から、本格的に原稿に向かう。追加の資料を読み切って、いよいよ文章に起こし始める。この瞬間はどきどきする。楽しい。3時間半ぶっつづけで集中して、19時42分に切り上げる。

マイルドライナー、25色もあるのか……全部揃えたい衝動に駆られるな。

小雨降る横浜へ。マークイズで机を探す。今使っている机が手狭になってきたのだ。上京したとき、ニトリで買ったいちばん安いセットだった。

ヒグラシ文庫へ。今日は瀬木さんとえっちゃん。瀬木さんがカウンターの中にいると、時が遡ったみたい。時間感覚がおかしくなる。菊水三合、ぶりかま、炊き込み御飯。久し振りにホワイトボードが真っ白になった。

塩むすびに、昨晩ジロウが買ってきたイクラをのせて晩酌。巨大なイクラ軍艦のようになってうれしい。さらに、しらすのせ冷や奴（醤油でなく、塩で食べるのが気に入っている）。

どんな技を身につけて、何を手にし、どんな商品をつくってお金を得るか。「生業とはなにか」「ビジネスとは何か」を考えさせられるゲームなのだ。

醒メテ猶ヲ彷徨フ海（さめて・なお・さまよう・うみ）は、野原海明によるWeb文芸誌です。

帰りの飛行機はよく揺れてちょっと酔った。無事羽田へ着陸。電車を乗り継いで鎌倉に戻る。駅でジロウと合流。いったん家に帰って荷物を置き、ジロウに土産を渡す。南方熊楠が描いた「南方マンダラ」のTシャツと、熊楠の顔のイラストが入った巾着袋。