醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

〔日記〕Studio Syncroll

休日出勤2日目。 台風17号が近づいている。嵐の前の静けさか、朝は青空。 15時以降、電車が間引き運転になるという。就業免除になる。Studio Syncroll のオープンオフィスへ。 台風なんてどこ吹く風、お祝いに駆けつけたみんながのほほんとくつろいでいる。…

満月美学

休日出勤。ざくざくとデータの処理をすすめる。しかし思いもかけず残業。 ダッシュで電車に乗る。 満月美学スペシャルへ。She her her hers の最後の2曲にかろうじて間に合う。 秋とは思えない熱気。 最前列が首だけタテノリになっていて面白い。 途中から来…

井戸端会議

後期の授業のガイダンスが始まったらしい。大学に学生の姿が戻ってくる。 最近の男子学生たちは奥様化しているのだろうか。 通路にかたまって井戸端会議をしている。 WA-Oの後、オナリカフェへ。 ここでも友達がまったりと集まっていた。サングリア。

WA-O!

「たべるうたうWA-O」の集いにおじゃました。 うつわ家の祥見さん*1率いる、コバカバ*2ファミリーの高知への旅。記録を大社優子さん*3の写真展やスライドショーでたどる。力強い高知の緑。夏の光り。元気でつやつやした野菜。色とりどりのみんなのワンピース…

減速

寝たいだけ寝ることにする。秋風。 オイチイチへ。 日替わりランチとビール。 タンドリーチキン。 気持ちの良い風が抜けていく。 部屋を片付けたくなる。洗濯物を干して歯医者へ。 本屋に立ち寄る。「ピンポン」の文庫版2巻が置いてなさそうだったのでぷらぷ…

疲労

ぐったりと、疲れている。 惣菜を買い込んで、早々に家へ帰る。 さっと染み込んでくる、そして哀しくならない物語を読みたくなって、本屋へ駆け込む。ピンポン 1 (小学館文庫)作者: 松本大洋出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/07/14メディア: 文庫 クリッ…

彼岸はゆっくりとすぎゆく。 いまは亡い母と、その娘の頭上を。おれは母を亡くし、同時におれをつなぎ留めるすべての根元を失った。ひとりの人間の死は、遺された人間の生き様を変えてしまう。 おれは親も、家族も実家も、故郷も失った。父はまだ生きている…

立ち呑み

図書館の開館時間は通常通りになったが、まだ授業は始まらず人が少なくてとても寂しい感じ。 休み明け勤務になんとなく消耗して、一杯だけ、と思って呑みに行く(一杯で終わる筈もない)。 馴染みの店は疲れてよれよれでも行けるのがいい。知った顔に囲まれて…

秋雨

冷たい雨。とても眠い。 昼頃のそのそと起き出して亀時間へ。いさっち*1の展示を見に行く。味噌づくしの定食で遅いお昼(朝食?)。 ぷらぷら歩いて家に戻る。雨の音を聴いているうちにまた眠ってしまう。 夕方目覚めて呑みに出掛ける。 いさむで熱燗二本、鶏…

ぱっつん

二日酔いにはならないけれど、なんとなく胃が重い。食べ過ぎだ。午前中はごろごろとしている。 ふくやへ。ハートランド、だしやっこ、今年最初の芋煮、つったい肉そば。たらふく。サンクへ散髪に行く。前髪をぱっつんにしてもらう。 ヒグラシ文庫で生ビール…

梯子酒

夏休みの平日最終日。静かすぎる図書館。 学食のメニューがお洒落に進化している。「季節野菜の焼きカレー」なるものを食べる。 本屋で買い物。みんなプレゼント用。幸福な質問作者: おーなり由子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/02メディア: 単行本購…

読書会、恋のはなし

ことばが湧いては溢れる。昼休みに必死で書き付ける。昨日迷ったクロックスを買う。 冒険してピンク、とも思ったが、この秋はエレガントにいきたいので焦げ茶にしておく。ロンディーノでブレンド珈琲。読書会の予習。 女の読書会は恋の話で盛り上がる。 可愛…

朝から激しい雨。 雨靴をひっぱり出すのが面倒で、ビーチサンダルをひっかけて出勤する。 職場の下駄箱でそそくさと何食わぬ顔でパンプスに履き替える。靴下は嫌い。 本格的に寒くなるまでは、靴下は履きたくない。 長ズボンもあんまり好きじゃない。 本当は…

ワインバル

予定をモバイルから手帳に書き写す。来年の手帳が欲しくなる。 仕事帰りにショッピングモールへ。 やたらと疲れている。口紅を塗り直す。迷子の子供のような気持ち。 母を亡くし、実家も故郷も無くしてしまった。よろよろと電車に乗る。 なせか、同じ車両に…

横浜美術館

昼頃まで部屋でごろごろ。 海鳴の柚子絡めそば。桜木町へ。奈良美智の個展を観に行く。 横浜美術館コレクション展の方は撮影可だった。美術館のあちこちでシャッター音。たくさん絵や彫刻を見過ぎてヘロヘロする。 野毛へ繰り出す。 イタリアンでスパークリ…

ライブ三昧

朝からライブ三昧。 ひさしぶりのグリーンモーニング。 毎月第三日曜はコバカバとパタゴニアの前が友人でいっぱいになる、朝からのりのりのイベント。 あいにく突然の雨。それですら楽しんでしまう。雨の間、コバカバで月替わり定食を食す。 電車とバスを乗…

〔おすすめ本〕山田詠美『放課後の音符(キイノート)』

主人公は「私」。高校二年生、十七才。 男の子とつきあったこと、なし。セックスも、まだ知らない。 両親は離婚をしている。母親に若い恋人ができてしまったから。 いまは父親と二人暮らし。 上級生のとある男の子や、幼なじみの純一が、ちょっと気になるこ…

イクラ

「イクラ」はロシア語。ロシアでは魚卵のことをすべて「イクラ」というらしい。 という話を聞いていたら、無性にイクラが食べたくなってしまったのでイクラと貝の寿司を買ってくる。 昼からちびちびと日本酒をなめる。やけに旨い。 執筆、ブログ更新。 ここ…

おかえり、ヤッシー。

ハイヒールを履いて仕事へ行く。 ハイヒールだとあんまり早足で歩けないことを誤算。遅刻の恐れがでてきたので焦っていたら、靴擦れをつくってしまう。 コンビニで絆創膏を買う。図書館の仕事をしていると、ラベルを貼ったりシールを貼ったりすることがやけ…

歯医者

この頃は呑むと胃にくる。 起き抜けから日本酒をごくごく呑んで、胃癌で死んだ祖父をおもう。いつも太田胃散のまん丸い缶に匙をいれていた。男の子みたいだったおれにベーゴマを教えてくれた。歯科検診後のコンサルに行く。軽度の歯周病とのこと。数回にわけ…

ハイヒール

二日酔いでない朝はいいなあ。 力仕事をどんどんこなす。 仕事帰りに、豹柄のハイヒールを買う。まるっこくて、豹というよりも猫を思わせる。ヒグラシ文庫で友人と待ち合わせ。 ビール、レモンサワー、金宮ロック。マグロソテー、きゅうりの揚げ物、ポテトサ…

二日酔い

明け方、きもちわるくて目が覚める。5合ごときで二日酔いとは、いかがしたことか。 よく考えてみればろくに肴を食べていない。 呑むときにはタンパク質…と呟きながら手洗いに籠もる。 野菜やら漬け物やらで呑んでいると、たいてい駄目である。 よろよろと出…

大陸、侘助

新入荷の視聴覚資料の装備。ついに3D映画も図書館で観られるようになる。 夏休み中でお客さんが少ないので、書架の棚板の高さを調整する。棚板の取り外しには、バンバンと大きな音がする。ビールが飲みたくなって、大陸上陸。大瓶のビールと焼き餃子、麻婆豆…

葛の葉

昼頃まで部屋でごろごろとしている。 ふくや。十水、だしやっこ、つったい肉そば。藤沢へ。遊行寺の遊行かぶきを観に行く。演目は遊行舎*1による『きつね葛の葉』。安倍晴明がまだ「清明」と呼ばれていなかった、こどもの頃のおはなし。題材となっているのは…

健康診断

健康診断の為に横浜へ行く。 女性専用のセンターがとにかくゴージャスで美しい。 入り口でおろしたてのスリッパを履き、木製のロッカールームで受診着に着替える。あっちにもこっちにも待合用の快適なソファ。たくさん置かれたファッション誌の中から、婦人…

研修

浜松町で研修。 いつもより出勤時間が3時間くらい遅いので嬉しい。 10時くらいの電車に乗ると、都内へ通勤していた頃を思い出す。 ボックスシートでぼんやり外を見るのが好きだった。神奈川県は随分でこぼこしていて、車窓の眺めを見ているだけで飽きない。…

二十八才

定例会の資料を作って、マニュアルも更新する。 やっぱり学食が賑やかなので早々に退散する。ひさしぶりに山田詠美の『放課後の音符』を読み返す。 17才のサエキくんが恋をしたのは、28才の、ボーイッシュだけど真紅の口紅だけをつけた大人の女のひと。大人…

虫歯

夏の疲れがどっとでたのか、仕事中もなんだか気の抜けた感じになる。 高校生の夏休みが終わり、学食が随分と騒がしい。 中高の教員免許も取ったし、今は大学で働いているというのに、おれは子供が嫌いなようだ。コンビニのおにぎりを頬張って、歯医者へ。虫…

〔日記〕エア同人誌 まるくす

ひさびさの出勤。蔵書点検のまとめ。家に帰って、ミニちらし寿司と日本酒。今度の読書会のレジュメ(レジュメになるのかわからないけれど)をちまちまつくりはじめる。学生時代を思い出す。仙台から力*1が一時帰鎌。タムも呼んで、ヒグラシ文庫でひさびさに文…

那覇を発つ

早起きして市場へ。しかし沖縄はちょうどお盆休み。開いていない。朝食をやっている店も少ない。 それでもちらほらと、市場周辺の店は開いていて、地元のひとが買い物をしている。惣菜屋でスパムスビとゴーヤチャンプルー、ブロッコリーの炒め物を買い、店先…