醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

M:旅

〔日記〕日本、狭すぎない?

なぜか那覇で鎌倉の友人にバッタリ会う。日本、狭すぎない? 牧志でお店を始めようと、物件を見に来たところだったそうだ。那覇に訪れる楽しみがまたひとつ増えた。

〔日記〕山羊の刺身と山羊汁を堪能する

山羊料理二十番で多良川2合を二人でわけわけ。山羊の刺身と山羊汁を堪能する。地元のお客さんにかまってもらう。

〔日記〕強面だけど笑顔が可愛い

栄町はさすがに、こんな時期だから観光客お断りの店が多い。ジロウが何度も通い詰めたという一番餃子屋で海人プレミアムロックを2杯、焼き餃子、ラム水餃子、酔鶏。どれも大変美味。ご主人は強面だけど笑顔が可愛い。交差点にはシーサーのように猫がたたずん…

〔日記〕八重干瀬(やびじ)で潜る

9時に集合して、シュノーケリングツアー。八重干瀬(やびじ)で潜る。行きの舟の揺れは全然大丈夫だったのだけれど、一度シュノーケリングして舟に上がったら、立ちくらみのように眩暈と吐き気。しばし船上でぐったりとしてお弁当も食べられず。一緒に来てい…

〔日記〕適当にほっといてくれる

18時に宿のお夕飯。焼き魚に昆布の煮たの、モズク酢、お刺身(タコ、貝、鰹。鰹には特製のマヨネーズニンニクソースをかける)、アラの出汁がよく出た味噌汁、ご飯。多良川の紙パックをひとつつけてもらう。 宿のご主人が帰ってきて、一緒に乾杯。宿のみなさ…

〔日記〕霊石にご挨拶

野原岳(のばるだけ)に分け入って、霊石(たまいし)にご挨拶。

〔日記〕具が麺の下に隠されている

菊栄食堂で朝ご飯。そば500円。宮古のそばは、具が麺の下に隠されている。壁には石原裕次郎がいっぱい。

〔日記〕旅に出るとは言いづらいご時世ではありますが

子のことは 忘れられない 雲の峰 山頭火 △酒と句、この二つは私を今日まで生かしてくれたものである、若し酒がなかつたならば私はすでに自殺してしまつたであらう、そして若し句がなかつたならば、たとへ自殺しなかつても、私は痴呆となつてゐたであらう、ま…

〔日記〕断念して陸路にした

飛行機の方が移動時間が短いのだけれど、満席で取れず断念して陸路にしたのだ。七尾駅から鎌倉駅まで、5時間半の旅である。 のんびり車窓を眺める。黒い瓦屋根が美しいと思う。電車に乗っているのは、ほとんどが高校生だ。

〔日記〕なんの魚かは教えてくれなかった

「旬菜旬魚 あぐら」へ。気軽に入れる料亭、といった雰囲気。石川地酒呑みくらべ3種、1,000円。上撰純米生原酒すっぽんぽん(ほのかな甘味で舌ざわり優しい)、極寒純米加賀鳶(刺身を邪魔しないすっきりとした感じ)、鶴乃里山廃純米菊姫(ちょっとクセがあ…

〔日記〕程良く塩味がつくという

寒くて寒くて仕方ないので、早々に温泉に浸かる。和倉温泉は塩分が強くて、唇に触れると塩辛い。飲用の温泉もあるけれど、しょっぱいのでちょっとしか飲めない。温泉卵をつくると、程良く塩味がつくという。

〔日記〕岐阜って、近いんだなぁ!

ホテルをチェックアウト。資料ですごい重さになったザックを背負って岐阜駅へ。東海道線で名古屋へ向かう。途中、電車の中で新幹線の指定席を予約しておく。 新幹線に乗り換える。八木さやちゃんのLINEライブを見ながら、しばしうたたね。 あっというまに新…

〔日記〕ブツブツと原稿の文章を呟きながら360度ぐるぐる歩き回る

ひとり住むことにも なれてあたゝかく 山頭火 今日は昼も夜も階下の夫婦が喧嘩しつゞけてゐる、こゝも人里、塵多し、全く塵が多過ぎます、勿論、私自身も塵だらけだよ。 種田山頭火 行乞記 三八九日記 去年の1月21日の日記。光明寺の山門で、保育園児が三人…

〔日記〕一銭も払わずにお会計が終わっていた

ホテルに荷物を置いて呑みに繰り出す。なんとなく町には若者向けのオシャレな呑み屋が多い印象。そんなときは、スーツ姿のおっちゃんが独りで入っている店を選べば間違いない。

〔日記〕「ぎふ戦国きっぷ」なるものを買ってもらう

岐阜バスで「ぎふ戦国きっぷ」なるものを買ってもらう。エリア内のバス1日乗り放題と、大河ドラマ館入場券引換券、金華山ロープウェー往復乗車券引換券、岐阜城入場券引換券がついてくる、お得なセット。 よく見ると、山のてっぺんに岐阜城が。実際の比率と…

〔日記〕戦国武将になりきってみる

大河ドラマ『麒麟がくる』に合わせて、岐阜市歴史博物館のなかに設けられた「大河ドラマ館」におじゃまする。戦国武将になりきって偉そうに座れる撮影スポットがあった。係のおねえさんに写真を撮ってもらう。これは大変気分がいい。

〔日記〕どっぷり熊楠

南方熊楠顕彰館に到着。こちらは入館料無料。研究者向けの資料館といった位置づけのよう。

〔日記〕南紀白浜空港を目指す

宿は「ホテル花てまり」。客室からはこの絶景。晴れていたら、海水浴をしたかった……。

〔日記〕尾道には、子供の頃から憧れていた

尾道に棲んでいる自分を思い描く。坂の途中の古民家を安く借りる。近所の飲み屋に繰り出す。もしくは、惣菜屋で世間話をしながら、アテになりそうなものをいくつか買う。海を見ている。ずっと、海を見ている。

〔日記〕高速船「ひろしま世界遺産航路」で原爆ドームから厳島神社を目指す

高速船「ひろしま世界遺産航路」の船着き場へ。原爆ドームのある平和公園から、厳島神社のある宮島まで、一直線に船で行けるのだ。電車で宮島口まで行ってフェリーに乗り換えるという一般的な経路よりは割高(大人2,000円)だけど、せっかくだから海から行っ…

〔日記〕「あらいぐち」だと思っていたら、「しんいのくち」と読むらしい。

新井口には、サザンオールスターズLIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!” だと!? ふざけるな!!」でやって来たのだ。ジロウが横浜と広島を両方申し込んだのだけれど、横浜はダメで広島だけチケットが取れたらしい。

〔日記〕那覇は栄町市場商店街でダッシュで呑み廻る

まずはおかずの店べんり屋へ(お惣菜屋から餃子屋になったけれど、看板はそのままみたい)。

〔日記〕ロックの街コザのライブハウス「CLUB QUEEN」へ行く

フィリピン人のおっさんバンド「PRYZM」がQUEENを完コピして演奏している。素晴らしきエンターテイメント。

〔日記〕残波岬で泰期像のマネをする

瀬長島から北谷、残波岬、そして名護へ。名護は正月でも、地元の若者が元気に深夜まで呑み歩いている。

〔日記〕那覇のライブハウス「B-ONE」で元旦を迎える

ジロウは勝手に「ディスコ」と呼んで、踊り狂っていた。

〔日記〕京急の三浦半島1DAYきっぷで「三崎ぃ~めぐりのぉ~♪」バスに乗る

三浦半島1DAYきっぷは、京急の自動券売機で購入できる。 京急久里浜駅はフリー区間内の駅なので、1,090円。 フリー区間は、三浦半島ほぼ全域。 電車だけじゃなくて、バスも。