醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌

野原海明(のはら みあ)のWeb文芸誌

2012-01-01から1年間の記事一覧

年越し鎌倉呑み歩き

二〇一二年も去ろうとしている。年越しの鎌倉はとても元気だ。居酒屋美学でみっちーとやなちゃんのおでんをいただく。牛すじ絶品でした。日本酒を美学らしく、お洒落にワイングラスでぐびぐびと呑む。散歩がてらテールベルトへ。みんな集まっている。差し入…

和印折衷食堂@オナリカフェ

仕事帰り、裕加さんとバラッツの和印折衷食堂へ行く。「印」は、印度(インド)の印。ネーミングはミネくんとのこと。どれもこれも絶品で、日本酒が進むことこのうえない。 知った顔がたくさんやってくる。美味しいごはんと美味しいお酒があるところがこの世…

鈴木常吉&スーマーLIVE@逗子ヒグラシ文庫

常吉さんとスーマーさんのライブに行く。昨年まではスタッフだったのでなにやら感慨深い。自暴自棄であった自分を救ってくれたのがヒグラシ文庫の飲ん兵衛たちであり、生涯を共に歩きたい相手と出逢えたのもヒグラシ文庫であった。人と人とを繋ぐ窓であるこ…

今日から休み。眠くて眠くて仕方がない。起きたり寝たりしながら夕方六時過ぎまで布団の中にいた。たくさん夢を見た。年末帰省の連絡をするため、母に電話をする。 いくら掛けても、出ない。 母の友達が言うには、ひと月前ほどから失踪していて連絡がつかな…

〔日記〕満月キャラバン@あさくさ食堂

満月キャラバンを聴きにあさくさ食堂へ行く。えっ、あさくさ食堂? いつものように定食を食べながらビールを呑み、突然始まった若者たちのライブにたじろぐおっちゃんとかいる。面白い。 ビールとぎょうざでライブを聴くなんて思わなかったなぁ。そのあとは…

ふくや芋煮忘年会@耳日

ふくやの芋煮忘年会へ。ゲストハウス耳日と芋煮はしっくり来る。到着したらちょうどひと鍋売り切れたところ。第二弾が煮えるのを待って日本酒をちびちび呑む。日向が暖かい。ウクレレを持って来たコータがぷちライブ。たらふく食べた後、コータ邸へおじゃま…

電車のドアが開いてホームに人がどっと流れ出るとき、これは何かに似ていると思う。 そうだ、ゲートが開いた途端に雪崩みたいに一斉に飛び出してくる、羊の群。 何かに追い立てられるように。終わりのないレース。 飼い慣らされた、従順な勤め人たち。めまい…

カラダがよろこぶ「たれ・ソース」作り教室

馬事公苑の「Mondo a Parte」で裕加さんの、カラダがよろこぶ「たれ・ソース」作り教室。ジロウとふたりで、電車を乗り継いで行く。 説明の途中で面白くなってしまった裕加さんが可愛らしかったので激写。ポン酢、カレーソース、ゴマだれなどの作り方を習っ…

紅葉狩り@六義園

ともさんと東京へ紅葉狩りへ行く。駒込に待ち合わせて、六義園へ。東京とは思えない光景だが、鳥はカラスしかいない。やっぱりここは東京なのだ。ライトアップを待って、園内をぐるぐるとする。女同士だが、デートに来たみたいだ。 駒込駅前のあやしいもんじ…

塚本功 WITH ウッポン&フレンズ@テールベルト

テールベルトでライブ。「塚本功 WITH ウッポン&フレンズ」。脳髄に響き渡るギターの音。謎な歌詞。贅沢過ぎる鎌倉ミュージシャン大集合の図。

書く時間

こんなにも書きたいことや、書くべきことや、書かずにはいられないことが溢れているのに、書くために充てる時間が持てないというのは本当につらいことだ。平日の図書館勤務の日は、行き帰りの電車のなか数十分と、朝に立ち寄るカフェの5分、昼休みの30分、…

食べること。

浄智寺で「天のしずく*1」を観る。辰巳芳子さんのことは知っていた。本を何冊か持っていた。暮しの手帖の連載も時折読んだ。あなたのために―いのちを支えるスープ作者: 辰巳芳子出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2002/08メディア: 単行本購入: 11人 クリ…

鱈チリ忘年会@みねかよ邸

なんと裕加さん*1の手料理で忘年会。みねくん*2&かよちゃん邸にて。鱈は神楽坂のカド*3の料理長がさばいて送ってくれた。なんてすごい。 裕加さんとはonari cafeの秘密の女子読書会で知り合った。裕加さんの紹介した本は、おーなり由子の「幸福な質問」。お…

評価

自分の人生を生きているつもりでも、常識や周囲に流されていたりする。おれにとって生きるとは、毎日書いて書いて書き続けることと、人数は少なくても大切な人達と日々を過ごすこと、それだけ。生きるために書く時間がなくなるなんて本末転倒だし、義理や責…

小泉淳作展

最近気になる高峰秀子。川喜多映画記念館*1で「浮雲」を観ようとしたら満席だった。残念。そういえば北鎌倉の建長寺で小泉淳作展をやっていたなと思い出す。龍の絵が気になっていた。いざ北鎌倉へ。天井からぎろりと睨む巨大な龍の絵。圧倒された。日経に連…

織女忌

母親が死んで、今日でちょうど半年になる。親を失い、故郷を失い、おれはようやく「大人」になったような気がする。 帰る場所はもうどこにもない。それはかえってすがすがしいことでもある。 ホームシックになるだとか、親に反抗するだとか、それはとても贅…

鎌倉アーティストバンクと遊ぼう

学生時代の友人が鎌倉まで遊びに来る。鎌倉駅で待ち合わせ。コバカバへ。 月替わり定食の和風キーマカレー、コバ茶葉。三人そろってカレー。 ぷらぷらと散歩しながら西御門サローネへ。今日は鎌倉アーティストバンク*1のイベント。ついたらガミさんが熱唱中…

散歩のちカラオケ。

昼過ぎまでごろごろする。映画を観に行くつもりだったけれど断念。 ふくやへ。枯山水、住吉。ホタルイカの丸干し、あっつい肉そば。 ぷらぷら写真を撮りながら散歩する。八幡さまの池は五十年に一度の大掃除だという。すっかり水が抜かれてあられもない姿に…

研修、歯医者。

職場は今日は研修。大学図書館の新しい試みをいくつかの事例とともに。 でも、それならうちの現場で何ができるか? というところにつなげると、毎年お馴染みの接遇研修にしかせざるおえない哀しさよ。製本雑誌が納品されたのでひたすら装備をする。スタンプ…

やまちゃんLIVE

ヒグラシでスジカレーを食べようと思ったら、六時前なのにもう売り切れ。やけっぱちで日本酒2合いただく。塩ドーフ、鯖スモーク。ちょっと胃にもたれる。 ゴーティーでやまちゃんのライブ。赤ワイン。ミッチーのバイオリンにしびれる。

誕生会

図書館総合展に行くつもりだったが、書かずにはいられなくなって書斎を整理してとにかく書く。 いい有給休暇。 お昼にお腹が空いてふくやへ行こうとするも、きょうは臨時休業だったことを思い出す。コバカバもお休みだし、ちょっと足を伸ばしてオクシモロン…

タンドリーチキン

仕事でぼろぼろに疲れきる。 よれよれしながら帰って、一息入れてからテールベルトへ。 今日はバラッツのタンドリーチキン・パーティー。 タンドリーチキンって、「タンドール」で料理するからタンドリーと言うのだと教えてもらう。 バラッツ作のタンドール…

木下惠介「二十四の瞳」

頑張って早起きするも若干寝坊。 グリーンモーニングをちょっとだけ聴く。 あさくさでお昼を食べる。釜揚げシラス丼。 ヨシビの家の展示会へ。備前焼に心惹かれる。 電車で北鎌倉へ。 木下惠介生誕100年記念イベント「二十四の瞳」の上映を観に、円覚寺へ。 …

台風みたいな嵐。 昼頃目覚めて風呂に入り、カップ麺の蕎麦と、青林檎を食べる。 炬燵が気持ちよくてまた眠ってしまう。 すごい雨なので、昼までも薄暗い。 暴風雨の音が昼寝に心地よい。 本を読んだり、昼寝をしたりしているうちに日が暮れる。お腹が空いた…

スーマーライブ

ものすごく気の抜けることがあって、呑まずにはいられない。 いや、いつも呑んでいるのだけれど。 ヒグラシ文庫。日本酒二合、ボラのカルパッチョ、烏賊の塩辛。 男性9人がカウンターにずらっと並んでいて、「海明ちゃん、ちょうど1割だね」と言われる。 う…

炬燵

寿司と日本酒を買って帰る。どれだけ寿司が好きなんだ。 いくらを呆れるほど食べたい...。 炬燵と電気ストーブを天袋から引っ張りだした。 ようやく扇風機をしまう。まだどこか夏の気分が残っていたのだ。 ほかほかのフリースの上着をだして、半袖Tシャツを…

ダーリン須藤

鎌倉駅で友人と待ち合わせて呑みに行く。まずはヒグラシ文庫。 ビール、日本酒。塩ドーフ、いかのわた和え、鴨のスモーク、海辺のカフカ風サラダ。今日は名古屋からダーリン須藤が一時帰鎌。 ブルールームへ移動してダーリンのライブを聴く。 さすが鎌倉時間…

陰陽師

寿司と、湯豆腐の材料を買ってくる。 めずらしく料理をする。豆腐をちぎって、しいたけと葱と鱈を土鍋に入れるだけなので、料理と呼べるようなものでもないけれど。日本酒に燗をつけて、いただいた即席ふぐヒレ酒の素(お茶みたいにパックになっている)をい…

小町を大町でジャック

書きたいのに書く時間がとれなくて悶々としている。 あまりにも悶々としているので、管理職でチームを回していることをあやうく忘れかける。 油断すると、イレギュラーなことに対するとっさの判断力が鈍る。少しばかり気合いをいれる。「天職と適職を持て」…

芋煮会→コータ引越ぱーりー

休みにしては珍しく、午前中から活動する。 耳日の、ふくやの芋煮会へ。 1500円で芋煮食べ放題。 いろんな日本酒がどれも一杯500円で、そそぎ放題。 昼からほろ酔いになる。 芋煮を三杯もおかわりして、玉こんにゃくも食べる。 知った顔がちらほら。 ネット…